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これまでも、そしてこれからも、祭りとともに - NTT 東日本-東北 青森支店(青森)
これまでも、そしてこれからも、祭りとともに - NTT 東日本-東北 青森支店(青森)

NTTグループねぶた「西王母の祝福」

NTTグループ、60回目の「ねぶた」

「さあ、みなさん、盛り上がっていきましょう!」少し肌寒い青森の8月の夜、この場所だけは熱気にあふれていました。2018年8月6日、青森ねぶた祭り、夜の大型ねぶた運行は今日が最終です。夕方、青森支店に集まり、衣装などを準備し、おにぎりで腹ごしらえ。そこからねぶた運行のスタート地点へ、列を作って移動します。街はすでにねぶた一色に染まり、道路は通行止め。歩道に設置された観客席には大勢が腰を下ろし、ねぶたが来るのを心待ちにしています。NTTグループねぶたの今年の題材は「西王母の祝福」。男らしい題材が多いねぶたには珍しく、華やかで優美な世界観を持ったねぶたです。

青森のねぶた祭と言えば、東北の夏の風物詩としてよく知られています。NTTは、地域の皆様とともにこのねぶたの伝統の一翼を担い、祭りを盛り上げてきました。NTTグループねぶたは、1950年(昭和25年)に初出陣し、不参加の年もありましたが、以来60回にわたって参加しています。

ねぶたの運行は、地域の人とともに

「ねぶた」はお祭りの名称であると同時に、ねぶたと言えばだれもがイメージする、あの巨大な山車灯籠のことも指します。「曳手(ひきて)」たちがねぶたを曳き、押し、回し、迫力ある動きで沿道の観客にアピールするのが、祭りの醍醐味の一つです。さらに、笛と手振り鉦(てぶりがね)、太鼓が織り成す迫力ある演奏で祭りを盛り上げる「囃子(はやし)」の存在も欠かせません。

NTTグループねぶたの曳手と囃子は「赤誠会」という団体が担当しています。この赤誠会はNTTの社員が立ち上げたのですが、地域の人たちも加わり、今では全体で100人以上の会員数となっています。囃子は、ねぶた祭り本番に向けて年間を通じて練習をしています。また、ねぶた本番以外にも、地域でのイベントに参加することもあります。「NTTグループねぶた」は、社員と地域の方々とが一緒になって、その伝統を守ってきたのです。

青森支店設備部渉外担当課長・北谷優

赤誠会の会長をつとめる青森支店設備部渉外担当課長の北谷優は、青森市の出身。ねぶたには生まれた時から親しんできたといいます。「ねぶたの時期が近付いてくると、笛の練習がどこかではじまったり、町がにぎやかになってくるので、子ども心に期待がふくらみました」と話します。北谷は、昭和62年の赤誠会の立ち上げの時に誘われ、入会しました。「小さい頃はねぶたは見るだけでしたので、はじめは笛も太鼓も全くできませんでしたが、地元の方に太鼓や笛を教えていただきながら、ここまでやってきました」と言います。赤誠会の活動を通じて、小さい頃から大好きだったねぶたに関わることができるだけでなく、それが地域の人との関係性を作っていく、そのことがうれしいと笑います。

ねぶたを迫力ある演奏で盛り上げる、赤誠会の奮闘

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