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3.NTTコミュニケーションズの被害並びに復旧への取り組み状況

(1) 通信サービスの状況

地震の発生に伴い、東北地方において中継網等が被災し、電話サービスやインターネット接続サービス等について影響がでていましたが、設備の復旧や他ルートへの迂回救済等を実施し、回復しております。なお、アクセス回線やお客様設備等が被災している場合、サービスを利用できなくなっています。

IP-VPNやe-VLAN等の企業向けデータ通信サービスについては、東北地方において最大約15,000回線が利用できなくなっていましたが、中継網は復旧しております。なお、アクセス回線やお客様設備等の被災により、3月28日現在で約1,600回線が利用できなくなっています。

日本とアメリカやアジアを結ぶ海底ケーブルの一部が被災していますが、他ルートによる迂回救済などを実施し、現在、国際通信サービス(国際データ通信サービス、国際インターネット等)への影響はありません。

データセンターについては、影響はありませんでした。

  • 被災した海底ケーブル(区間)
    Japan-US(日〜米)、APCN2(日〜中/韓)、China-US(日〜米)、PC-1(日〜米)

(2) 復旧等の体制

地震発生直後、本社に災害対策本部を設置し、24時間体制で復旧活動可能な体制を構築し、被災状況の把握、復旧への取り組みを開始しました。

総勢約600名の体制を構築して復旧等に対応しました。

(3) 被災者支援の取り組み

料金の減免 震災により実質的にサービスを利用できなかったお客様に対し、利用いただけなかった期間の回線基本料、定額料、付加機能使用料等を減免
被災者支援を行う企業・団体等へのサービス無償提供 クラウド型ホスティング「Biz ホスティング」、Twitter/Facebook クライアント「CoTweet」、インターネットコンテンツ配信サービス「スマートコンテンツデリバリー」の無償提供
公衆無線LAN サービスの無償提供 「ホットスポット」及び「OCN ホットスポット」の無償提供
避難所の無料インターネット接続コーナーへの協力 NTT 東日本が避難所に設置する無料インターネット接続コーナーにおいて、インターネット接続サービス「OCN」を提供
OCN での義援金受付 「OCN ペイオン」及び「ポイントークプログラム」において東北地方太平洋沖地震で被災された方を支援する義援金募集を開始