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今シーズンを締めくくる「第30回日本トライアスロン選手権」開催!選手、ボランティア、地域が一つになって盛り上がりました!(2024/台場)

2024年11月17日(日)、東京都・台場にて「第30回日本トライアスロン選手権(2024/東京・台場)」が開催されました。
全国各地で熱い戦いが繰り広げられた今年の国内トライアスロンシーズンを締めくくる、まさに1年の集大成とも言える大会です。出場するのは、日本国籍の日本トライアスロン連合登録選手による年間ランキングである「NTTランキング」の上位者など、今シーズン目覚ましい活躍をした選手たち。お台場という立地もあって、たくさんの人が観戦に訪れ、大きな盛り上がりを見せる、選手にとっても「晴れ舞台」となる大会です。NTT東日本からは協賛選手の北條 巧選手、佐藤 優香選手、NTT東日本グループ社員の堀田 光輝さんが出場。北條選手は5年ぶり3度目の優勝、佐藤選手は3位と表彰台を獲得しました。

関根 明子さんによるトライアスロン教室の様子

大会開催に先立つ11月15日(金)には、お台場学園港陽小学校の4年生を対象に、オリンピアンの関根 明子さんによるトライアスロン教室が開かれました。
関根さんの体験談や、子どもたちからの質問コーナーに続いて、関根さんによる「ランニング教室」が行われ、子どもたちは体育館の中で歓声をあげながら、オリンピアンのランニング術を体験していました。関根さんは「足裏全体で着地する、地面からの衝撃を推進力に変えるなど、ちょっとしたポイントだけ体験してもらって、あとは自由に走る楽しみを感じてもらいたいですね」と明るい笑顔で話してくれました。

エイドステーション(給水所)運営ボランティアに参加したNTT東日本グループの社員

大会当日、NTT東日本グループはランのエイドステーション(給水所)運営をサポート。5名のボランティアが選手に「がんばれ!」などと声がけをしながら給水用ペットボトルを手渡しました。
参加した社員の一人は「20数年間トライアスロンを楽しんでいましたが、コロナ禍で中断してしまいました。そろそろ再開したいと考えて、まずはボランティアから、と考え参加してみました」と話してくれました。
また別の社員は「普段は地元の江戸川区で里山整備のボランティアなどをしています。トライアスロン大会のボランティアは、今回はじめて参加しました。選手にペットボトルを渡すのも、だんだんコツをつかんできて楽しくなってきましたね」と笑顔を見せてくれました。

19年間の競技生活を終えた佐藤 優香選手

こうしてボランティアや地域が一体となってつくりあげてきた歴史ある本大会を最後に、現役を引退する選手もいます。2016年リオオリンピックの出場経験もあるNTT東日本協賛選手の佐藤 優香選手は、長年にわたり日本の女子トライアスロンをリードしてきたトップアスリートです。19年間におよぶ競技生活の最後の舞台に、この大会を選びました。
バイクからランに切り替えるトランジションで足が攣るアクシデントがあり、ランでは5位に後退。終盤、監督から「表彰台を狙え」との声が届き、ラスト1周、最後の力を振り絞り、3位に浮上。現役最後の大会で見事表彰台を獲得しました。逆転で見事3位の成績を収めた佐藤選手は「優勝めざして準備してきたので、優勝できなかったことは悔しいですが、粘って3位で終われたことで、やりきったな、と思えました」と振り返るとともに「NTTグループの皆様はじめ、多くの方々の支えがあって、ここまで歩ませていただいたことを心から感謝しています」と話してくれました。

ビクトリーセレモニーに参加したNTT東日本 執行役員 鈴木 康一 東京事業部長(前列左から2人目)と畑中 直子 東京東支店支店長(前列左から3人目)

競技終了後のビクトリーセレモニーでは、NTT東日本 執行役員 鈴木 康一 東京事業部長と、畑中 直子 東京東支店支店長が、今大会の優勝者および年間チャンピオンにチャンピオンカップを贈呈しました。

2024年の国内トライアスロンシーズンが幕を閉じました。
地域、ボランティア、観客、選手が一体となってつくりあげるトライアスロンの魅力は、来年以降もますます広がっていくことでしょう。NTT東日本グループはトライアスロンへの支援を通じて、これからも地域を応援していきます。

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