「災害用伝言ダイヤル(171)」は、災害発生により被災地等への安否確認の電話が急激に増加して電話がかかりにくい状態になった時に、被災地の自宅電話番号等をキーにして安否等の伝言をお預かりし、被災地内外の家族や親戚、知人等との安否連絡を可能にする声の伝言板です。
1995年に発生した阪神・淡路大震災での教訓を踏まえ災害発生時の緊急連絡手段として開発されたもので、1998年3月から提供してまいりました。2011年3月の東日本大震災では約347万件※1のご利用をいただいており、これまでご利用頂いた方々の声をもとに、2016年3月18日より、災害用伝言板(web171)との連携等の機能を追加しそれぞれ登録された伝言内容を相互に確認が可能となりました。
なお、昨年の「防災週間」(2015年8月30日〜9月5日)における体験利用の利用件数は、全国で約28万1千件※1でした。
体験利用の場合 | 実際の災害発生時 | |
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1.伝言の録音・再生の際にキーと登録できる電話番号 | 固定電話、IP電話(050含む)、携帯電話、PHS | 被災地およびその周辺(都道府県単位)の市外局番から始まる固定電話番号、IP電話(050含む)、携帯電話、PHS |
2.伝言蓄積数 | 電話番号あたり20件※2 | ※3 |
3.伝言保存期間 | 体験利用期間終了まで | |
4.伝言録音時間 | 30秒 | 同左 |
5.利用が可能な電話、端末 |
加入電話、ISDN※4、公衆電話※5、ひかり電話および光コラボレーション事業者様が提供するひかり電話サービス※4 携帯電話、PHS、他通信事業者の電話については、ご契約の通信事業者にご確認をお願いします。 |
加入電話、ISDN※4、公衆電話※5、ひかり電話および光コラボレーション事業者様が提供するひかり電話サービス※4 携帯電話、PHS、他通信事業者の電話については、ご契約の通信事業者にご確認をお願いします。 |
「171」をダイヤルし、音声ガイダンスに従って伝言の録音、再生を行って下さい。
操作手順 | 伝言の録音 | 伝言の再生 | |||||||||||||||||||||||||||
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1 | 171をダイヤル | ||||||||||||||||||||||||||||
2 | 録音または再生を選ぶ。 | [ガイダンス] こちらは災害用伝言ダイヤルセンタです。録音される方は1、再生される方は2、暗証番号を利用する録音は3、暗証番号を利用する再生は4をダイヤルしてください。 |
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3 | 被災地の方の電話番号を入力する。 | [ガイダンス] 被災地の方はご自宅の電話番号を、または、連絡を取りたい被災地域の方の電話番号を市外局番からダイヤルしてください。 |
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伝言ダイヤルセンタに接続します。 | |||||||||||||||||||||||||||||
4 | メッセージの録音 メッセージの再生 |
[ガイダンス] 電話番号0XXXXXXXXX(暗証番号XXXX)の伝言を録音します。プッシュ式の電話機をご利用の方は数字の1を押してください。ダイヤル式の方はそのままお待ちください。なお、電話番号が誤りの場合、もう一度おかけ直しください。 |
[ガイダンス] 電話番号0XXXXXXXXXの伝言をお伝えします。プッシュ式の電話機をご利用の方は数字の1を押してください。ダイヤル式の方はそのままお待ちください。なお、電話番号が誤りの場合、もう一度おかけ直しください。 |
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5 | 終了 | 自動で終話します。 |
覚えてください、災害時の声の伝言板 災害用伝言ダイヤル(171)