「災害用伝言ダイヤル(171)」は、災害発生により被災地等への安否確認の電話が急激に増加して電話がかかりにくい状態になった時に、被災地の自宅電話番号等をキーにして安否等の伝言をお預かりし、被災地内外の家族や親戚、知人等との安否連絡を可能にする声の伝言板です。
平成7年に発生した阪神・淡路大震災での教訓を踏まえ災害発生時の緊急連絡手段として開発されたもので、平成10年3月から提供を開始しています。最近では、北海道雪害(平成24年11月)、東北沖地震(平成24年12月)の際に運用する等、これまでに41回の運用を行い、約490万件※1のご利用をいただいております。
なお、昨年の「防災とボランティア週間」(平成24年1月15日〜1月21日)における体験利用の利用件数は、全国で約7万9千件※1でした。
体験利用の場合 | 実際の災害発生時 | |
---|---|---|
1.伝言の録音・再生の際にキーとできる電話番号 | 全国の市外局番から始まる電話番号 | 被災地およびその周辺(都道府県単位)の市外局番から始まる電話番号 |
2.伝言蓄積数 | 10伝言 | ※3 |
3.伝言保存期間 | 6時間※2 | |
4.伝言録音時間 | 30秒 | 同左 |
5.伝言録音・再生可能地域 | 全国から可能 | 録音は発災当初、被災地およびその周辺(都道府県単位)のエリアからのみ可能。その後、全国から録音可能。 再生は全国から可能 |
6.利用が可能な電話・端末 |
加入電話、ISDN※、公衆電話、ひかり電話(電話サービス)※ 携帯電話、PHS、他通信事業者の電話については、ご契約の通信事業者にご確認をお願いします。
|
加入電話、ISDN※、公衆電話、ひかり電話(電話サービス)※ 携帯電話、PHS、他通信事業者の電話については、ご契約の通信事業者にご確認をお願いします。
|
「171」をダイヤルし、音声ガイダンスに従って伝言の録音、再生を行ってください。
操作手順 | 伝言の録音 | 伝言の再生 | |||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 171をダイヤル | 通話料は発生しません | |||||||||||||||||||||||||||
2 | 録音または再生を選ぶ。 | [ガイダンス] こちらは災害用伝言ダイヤルセンタです。録音される方は「1」、再生される方は「2」、暗証番号を利用する録音は「3」、暗証番号を利用する再生は「4」をダイヤルしてください。 |
|||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||
3 | 被災地の方の電話番号を入力する。 | [ガイダンス] 被災地の方はご自宅の電話番号、または、連絡を取りたい被災地の方の電話番号を市外局番からダイヤルしてください。被災地域以外の方は、連絡を取りたい被災地の方の電話番号を市外局番からダイヤルしてください。 |
|||||||||||||||||||||||||||
伝言ダイヤルセンタに接続します。※1 | |||||||||||||||||||||||||||||
4 | メッセージの録音 メッセージの再生 |
[ガイダンス] 電話番号0XXXXXXXXX(、暗証番号XXXX)の伝言を録音します。プッシュ式の電話機をご利用の方は数字の「1」のあとシャープを押してください。ダイヤル式の方はそのままお待ちください。尚、電話番号が誤りの場合、もう一度おかけ直しください。 |
通話料が発生します※2 | ||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||
5 | 終了 | 自動で終話します。 |
覚えてください、災害時の声の伝言板 災害用伝言ダイヤル(171)