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例年2月の福島市の風物詩、羽黒山の山頂に鎮座する羽黒神社の例祭「信夫三山暁まいり」は、長さ約12m、幅約1.4m、重さ約2tの日本一の大わらじを約100人の担ぎ手によって担ぎ上げ、威勢のいい掛け声で市街地中心部を練り歩いた後、長い坂道を経て羽黒山神社下の険しい参道を一気に担ぎ上げて奉納されます。
かつて羽黒神社が神仏習合の神であった頃、羽黒山神社境内に隣接して別当寂光寺(じゃっこうじ)があり、参道の仁王門に安置された仁王様の足に合わせた大わらじを作って奉納したことが始まりとされています。
江戸時代から300有余年に渡って続く「信夫三山暁まいり」は、地元御山地区の「御山敬神会」によって大わらじの制作と奉納が受け継がれ、五穀豊穣、家内安全、身体強健などを祈願し、雪の急な参道を滑りながら参拝することから縁結びの神ともいわれ、今も若い男女の姿が絶えません。境内には干支に因んだ絵馬やゆず飴のほか、縁起物のマサルやだるま、金のわらじ付き破魔矢などを販売する露店が並び、毎年、夜を徹して多くの参拝者が訪れます。
写真提供:一般社団法人福島市観光コンベンション協会様/福島市様
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