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柚子(ゆず)の北限の産地として知られる信夫山。温暖化の影響で北へ北限が移動しているといわれるなかで、冬の福島盆地特有の寒暖差によって育った信夫山の柚子は、肉厚で酸味と香りが凝縮された柚子として古くから食材として使われ、ゆず飴や柚子みそ、柚子湯、柚子大根、柚子まんじゅうなど、様々な工夫を凝らした商品が作られてきました。特に柚子飴は、年の瀬の福島稲荷神社で開かれる「年末歳の市」や、2月の羽黒神社の例祭「信夫三山暁参り」の境内にも並び、冬から春先までの限定商品として人気の一品です。
2011年(平成23年)の震災後の原発事故による出荷制限により、信夫山の柚子は現在も使用できない状況が続くなかで、同じ被災地の宮城県柴田町の「雨乞柚子(あまごゆず)」や気仙沼市の「大島の柚子」などが代用され、福島の復興と東北の復興へと繋がるシンボル的な商品のひとつとして人気です。
■ゆず飴
飴・和菓子大野屋本店
住所:〒960-8031 福島県福島市栄町6-1 エスタビルB1【地図】
電話:024-522-5562
http://www.oonoya-honten.com/index.html