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News Release 東日本電信電話株式会社

2019年9月6日

信金中央金庫との業務提携について
〜NTT東日本と信金中央金庫が連携し、キャッシュレス化を推進〜

東日本電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井上 福造、以下、NTT東日本)は、 信金中央金庫(本店:東京都中央区、理事長:柴田 弘之、以下、信金中金)と連携し、地域に根ざした経営コンサルティングを行う信用金庫のネットワークと、NTT東日本及びアライアンスパートナーのICTソリューションを組み合わせて、キャッシュレス化の推進など地域社会の課題解決を図り、地域経済の発展に貢献してまいります。

1.本取り組みの背景

2018年7月に経済産業省を中心に産官学連携で設立された「キャッシュレス推進協議会」や2019年10月の消費税引上げと同時に開始される「キャッシュレス・消費者還元事業」など、近年、キャッシュレス化の推進は国を挙げた大きな取り組み課題のひとつとなっております。

NTT東日本は、これまで藤沢商工会議所・鎌倉商工会議所等の地域団体や地域金融機関と連携して、キャッシュレス決済サービスやWi-Fi等のICTインフラ導入による地域社会のキャッシュレス化を推進してまいりました。

一方で、信金中金においても信用金庫のセントラルバンクとして、地域の課題解決に向けた機能・サービスを全国の信用金庫に対して提供している中で、「Origami Pay」による信用金庫を通じた地域のキャッシュレス化の推進を行っております。

このような背景のもと、NTT東日本と信金中金は、地域経済の重要な課題のひとつであるキャッシュレス化を更に加速させるため、2社が協同して取り組むことといたしました。

2.本取り組みの概要

NTT東日本、信金中金の2社は業務提携を結び、地域のキャッシュレス化を推進してまいります。2019年10月より、本提携による以下の具体的な取り組みを展開予定です。

  1. 取引先企業へのキャッシュレス化の推進支援の実施
    信金中金はNTT東日本と連携し、全国の信用金庫を通じた中小企業におけるキャッシュレス化の推進に向けた支援を行います。
  2. キャッシュレス決済サービスおよび専用端末の提供
    NTT東日本は、キャッシュレス決済サービス導入を希望する企業に対し、株式会社アプラス※1 および株式会社ネットスターズ※2と連携し、「StarPayAplus」※3およびキャッシュレス決済に必要な専用端末等を提供します。 提供予定のキャッシュレス決済サービスブランドは下記の通りとなります。

【提供予定キャッシュレス決済サービスブランド※4

Origami Pay※5、LINE Pay、d払い、PayPay、メルペイ、au PAY、Wechat Pay、Alipay

  • ※1株式会社アプラスは「StarPayAplus」および専用端末等の加盟店への提供を実施します。
  • ※2株式会社ネットスターズはQRコード決済のアプリ、プラットフォームの技術提供を実施します。
  • ※3「StarPayAplus」は、国内外のQRコード決済に対応したマルチQR決済サービスです。
  • ※4提供するキャッシュレス決済サービスは、変更になることがあります。
  • ※5「Origami Pay」のご利用には、株式会社Origamiとの加盟店契約が必要となります。
  1. 取引先企業における経営課題の解決に向けた、ICTソリューションの提案
    NTT東日本より、 キャッシュレス決済に必要な通信環境の構築やAI・IoTを活用した業務効率化等、取引先企業が抱える経営課題に応じたICTソリューションを提案します。

3.各社の役割

<信金中金>

  • 信用金庫における取引先に対するキャッシュレス化の推進支援

<NTT東日本>

  • パートナー企業と連携したキャッシュレス決済サービス、専用端末の提供
  • 上記の導入に必要なWi-Fi等の通信サービスの提供
  • 信用金庫に対する各サービスの提案支援
  • 取引先企業の経営課題に応じたICTソリューションの提案

【協業のイメージ】

4.今後の展望

NTT東日本は、本提携を皮切りに、全国の信用金庫と連携を図り、地域社会や中小企業の抱えるさまざまな課題に対し、 AI、IoT、クラウド、サポートなど、さまざまなICTソリューションを活用して課題解決を図り、地域経済の発展に貢献してまいります。

報道発表資料に記載している情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。