国土交通省「令和5年度インフラDX大賞 優秀賞」を受賞
〜「他分野で取得したMMSデータの舗装工事での利活用」〜

2024年3月7日
東日本電信電話株式会社

東日本電信電話株式会社(以下、「NTT東日本」)は、2024年1月31日、国土交通省が創設した「令和5年度インフラDX大賞※1」において、株式会社植木組様と共同応募した「他分野で取得したMMSデータの舗装工事での利活用」が「i-Construction・インフラDX推進コンソーシアム会員の取組部門 優秀賞」を受賞し、2024年3月6日に授与式に出席いたしました。

  • ※1インフラDX大賞について
    インフラDX大賞は、国土交通省が建設現場の生産性向上に関するベストプラクティスの横展開に向けて平成29年度に創設した「i-Construction大賞」を、令和4年度に改称したものです。インフラ分野において、データとデジタル技術を活用し、建設生産プロセスの高度化・効率化、国民サービスの向上等につながる優れた実績を上げた取り組みに対して表彰されます。

NTT東日本は、インフラ事業者として、今後も業界の枠を超え、適切なインフラメンテナンスによる国民サービスの向上に寄与することを目指し、取り組みを続けてまいります。

【取組概要】

NTT東日本が自社設備の点検業務で取得したデータに含まれている舗装面データの有用性に着目し、それを路面切削工の起工測量データとして利活用することで、工事受注後に起工測量を実施するというプロセスの削減に取り組んでおります。

一定の条件下において、標定点の設置を必要としない手法を用いることで、標定点を設置しない点検業務で取得したデータを起工測量結果として活用することを可能としました。

その結果、施工準備にかかる工数を大幅に削減することに成功し、生産性の向上につながりました。

【授与式当日の様子】

左から株式会社 植木組 品田 惇貴、国土交通副大臣 堂故 茂、NTT東日本 吉田 智哉(敬称略)

【参考(国土交通省)】

インフラDXに関する優れた取組を行った24団体を発表!
〜令和5年度 インフラDX大賞の受賞者を発表します〜
https://www1.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_001047.html新規ウィンドウで開く

令和5年度 インフラDX大賞受賞者一覧
https://www1.mlit.go.jp/report/press/content/01jushoichiran.pdfPDF[154KB]

令和5年度 インフラDX大賞 受賞取組 概要
(i-Construction・インフラDX推進コンソーシアム会員の取組部門)
https://www1.mlit.go.jp/report/press/content/04jushougaiyou3.pdfPDF[2.70MB]