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環境活動

東京都立小峰公園で里山再生活動

急斜面での刈り込み作業

刈り取った篠竹を運んでくれる子どもたち

里山に集まる多くの生物をガイドウォークで教わりました

下草刈りを終えた斜面にて

都立秋川丘陵自然公園のほぼ中央に位置する小峰公園は、尾根、池、草地、谷あいにある田んぼ(谷戸田)、雑木林などの多様な環境を擁し、人間と自然が共生できる東京の里山を保全している約11ヘクタールの広大な公園です。
小峰公園では時代の変化とともに失われてしまった“人の暮らしと雑木林とのつながり”を取り戻し、多くの生き物が暮らす雑木林の環境を目指しています。、雑木林に人の手を入れることによって、地表まで太陽の光が届き、林内が明るくなることで新しい芽の成長を促し、昆虫や小鳥たちが食物を探しやすくなるため、自然豊かな環境に生まれ変わるよう、活動を続けています。
この公園内の雑木林が多くの生物の生息場所となるように、雑木林の中で伸び放題となっている篠竹等の下草を刈る里山再生活動が2015年11月28日に行われ、里山再生ボランティアとしてNTT東日本本社スタッフ部門の社員およびその家族20名が参加しました。

当日は秋晴れとなり、公園は清々しく紅葉を迎えた木々が彩りを添える中で、グループ企業であるNTTGPエコの皆さん、森林再生のプロであるNPO法人しんりんの皆さんなど、55名が参加しました。
小峰ビジターセンターの方々による指導の下、篠竹を刈り込む人、刈り取った篠竹を集める人、集めた篠竹をロープで括り運ぶ人に分かれ、午前中に約2時間の作業を行いました。
不慣れな山の斜面での作業は、巻きついたつる性の植物や覆いかぶさっている木々に悪戦苦闘しながら、山の上方へ登りながら刈り込みをしていく大変なものでした。なかでも長さ3m以上あるような篠竹は刈り込みバサミでは簡単に切れない太さに成長しており、切れ目を入れては手で折ったりといった作業を何度も繰り返すなど、たくさんの汗をかく作業となりました。
参加した子どもたちは刈り取った篠竹を、ぬかるんだ地面に足を取られながらも一生懸命に運んでくれていました。中にはドロンコの作業が楽しいのか、笑顔で頑張る様子も見られました。
3か所に集めた篠竹は予想以上にかさ張り、ロープで括り集積場所まで運搬する作業は、2人がかりで何度も往復を繰り返す地道な作業でしたが、大人と子どもが作業を分担し、協力し合うことで順調に作業は進めることができました。すべての作業を終えた後は、明るい林内になったことを皆で実感できました。

午後からは、小峰ビジターセンターの方々に公園内のガイドウォークを実施頂き、谷戸田では山からの水は冷たすぎるので溜池で水を温めてから利用していることや、落ち葉を集めて自然の力で時間をかけて腐葉土にすること、これらは自然に負担をかけることなく人間の生活に役立っており、また多くの生物の生息環境も確保できていることなどを説明していただきました。
里山再生活動とガイドウォークを通して、「自然は手を付けないことが自然を保つ秘訣なのではなく、手を入れる事で保たれるのだと学んだ」、「里山は人間と自然が共存できる環境だという事を再認識できました」などといった声を参加者から聞くことができました。

自然と人間が共存できる里山は、多くの生物の生息環境であり持続可能な資源を供給してくれる場でもあります。地域の皆さまと力をあわせて里山を保全し再生することで、美しい自然の景観や多様な生物を未来につないでいくNTT東日本グループは環境保全活動に今後も継続して取り組んでいきます。