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環境活動

栃木支店の外来植物除去活動に関するご紹介。

オオハンゴンソウ(左)とフランスギク(右)

NTT東日本栃木支店は、日光市湯元で2013年8月17日に開催された「オオハンゴンソウ等外来植物除去作戦」に参加しました。

豊かな自然が広がる日光国立公園。その美しい風景を楽しもうと多くの人が四季を通じて訪れます。しかしながら近年、他の国や地域から持ち込まれた「外来植物」が増えて、地域の生態系が乱れるという問題が顕在化しています。外来植物は繁殖力が大変強いため、在来植物の生育が阻まれてしまうのです。日光地域では、キク科の多年草であるオオハンゴンソウやフランスギク等の外来植物が広範囲に繁殖し、ホザキシモツケやヤナギラン等の貴重な在来植物の植生を脅かしています。
栃木県では、1976年からボランティアによる除去作業を行っており、その結果、戦場ヶ原の国道120号線から湯川沿いにかけて大繁殖していたオオハンゴンソウは、ほとんど見られなくなりました。それでも外来植物の繁殖力は大変強く、その生息範囲は中禅寺湖や湯ノ湖の周辺、光徳付近へと拡大しており、継続的な除去活動が行われています。

湯元スキー場で外来植物の除去作業

力を合わせて大奮闘。成果は上々でした。

今回の除去活動は、日光の奥座敷とも言われる奥日光の湯元の日光湯元スキー場、湯ノ湖畔、旧菖蒲ヶ浜スキー場跡地で、県内外から約210名が参加して展開されました。NTT東日本栃木支店からは7名が参加し、湯元スキー場でフランスギクの除去作業を行いました。

真夏の日差しが降り注ぐ中、スキー場一面に群生定着したフランスギクの根元にクワを入れ、地中に広がる根を引き抜く作業を続けました。力と根気のいる作業ですが、苦労の甲斐あって、ゴミ収集車1台分ものフランスギクを除去することができました。作業開始前はフランスギクの白い花が見渡す限り広がっていたのが、終了時には緑一色の草原に。その変化は壮観で、達成感を味わうことができました。
シカ等の野生動物は、外来種であるフランスギクは食べようとせず在来種のヤナギランを食べるために、近年ヤナギランの減少が著しく、地元では囲いをつくってヤナギランを保護しています。除去活動に参加したことで、生態系が繊細なバランスの中で保たれていることを知り、地域の自然に何が起きているのかを実感することができました。

「奥日光の湿原」は、2005年11月にラムサール条約湿地に登録されています。この貴重な自然を、わたしたちは責任を持って保全し、未来に引き継いでいかなくてはなりません。地味ですが大切な取り組みに関わることができてうれしく思います。引き続き参加を続けていく予定です。