渋谷区は、『落書き対策プロジェクト ‐セカンドステージ‐』における落書き消去に係る環境整備として、東京電力パワーグリッド株式会社渋谷支社（東京都渋谷区、支社長　引馬　洋子、以下「東京電力」）および東日本電信電話株式会社東京南支店（東京都中央区、支店長 米沢 忠大、以下「NTT東日本」）と電柱の落書き消去に係る協定を2024年9月2日に締結しました。今回の協定締結により、区内の東京電力およびNTT東日本が管理する電柱に発生した落書きに対して、迅速に消去を行える仕組みを構築することで、落書きの無いきれいなまちづくりを推進していきます。

1．背景

   渋谷区では、渋谷駅周辺を中心とした落書き課題に取り組むため、2021年度より『落書き対策プロジェクト』を立ち上げ、区が率先して落書きを消去したり、管理者への呼びかけや普及啓発を実施することで、3年間で約12,000平方メートルの落書きを消去してきました。
   2024年度からは、さらに取り組みの輪を広げ、地域全体での落書き対策を加速させるため、『らくがき消去サポーター事業』^＊1を立ち上げ、区民、事業者およびボランティア団体など（以下「らくサポ」）と協働し、地域一体となって落書き消去活動を促進しています。

2．本協定の内容

   繰り返し落書き被害に遭い、街の景観等に悪影響を及ぼしている電柱への落書きに対して、管理者に加え、「らくサポ」でも迅速に落書き消去を行える仕組みを構築するため、区内の電柱を管理する東京電力およびNTT東日本と本協定の締結に至りました。

3．本協定に基づく落書き消去イベント