(報道発表資料)
2023年4月27日
KindAgent株式会社
東日本電信電話株式会社 東京事業部
KindAgent株式会社(代表取締役 茅原 亮輔、以下 KindAgent)が主催するオンライン型のRPA研修に対し、東日本電信電話株式会社 東京事業部(執行役員 東京事業部長 熊谷 敏昌、以下NTT東日本)は、RPA技術の提供および研修実施に向けたスキルの習得支援を2023年3月に実施いたしました。今回の取り組みで得られたノウハウを今後の活動に活かしてまいります。
これまで障がい者雇用における業務は、データ入力や書類作成などの一般事務が多くの割合を占めておりました。しかし、RPAやAI等の先進技術の導入により、そのような業務の自動化が進んでおり、障がい者雇用においても高いDXスキルを求められている状況にあります。また障がい者向けの研修においては、受講者の身体的負担を考慮しなければならず、柔軟性の高い支援が必要とされていました。
こうした背景をふまえ、KindAgentでは『デジタル技術を「駆使する」障がい者を育てる』というコンセプトのもと、障がい者就労支援を目的とし、障がいのある学生に向けたDXスキル付与研修を検討してまいりました。その中で、地域社会の課題解決に向けて取り組むNTT東日本がネットワークコンサルティング業務の一環としてスキル習得支援アドバイス・指導を行う立場として携わりながら、KindAgentが参加者の身体的負担を抑えたオンライン型のRPA研修カリキュラムを設計、実施いたしました。
KindAgentは、本プログラム終了後も参加学生に引き続き学習の機会を提供し、プロのRPAエンジニアとして活躍出来るレベルまで伴走してまいります。また、エンジニアとしての役割に加えて、後進を育成するという意味において、教育者としての役割も担っていただきたく、本プログラムを通じて、障がい当事者としてRPAエンジニアの先駆けとなり、同じキャリアを目指す後輩にとって旗振り役になっていただきたいと考えております。また、受け入れる企業側に対しても、障がい者ひとりひとりを理解し、適性を考慮した環境や体制構築を行うためのご支援をしていきたいと考えております。こういった取り組みを加速させ、優秀な人材を育成・輩出していくことと、企業側の環境・体制を整える両方のご支援を行うことで、障がい者の社会進出が加速され、社会全体のダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンが促進される事を目指してまいります。
またNTT東日本としては、あらゆる企業様の課題解決に向け、技術・知見の活用による支援ができるよう社員のDX人材化に向けた育成に更に注力し、今後も地域社会が抱える課題の解決へ親身に寄り添ってまいります。