耳や言葉の不自由な方が、外出先で電話をご利用いただく際のコミュニケーションツール
「電話お願い手帳」平成23年版の発行について〜昭和58年から発行し、今年で29年目〜

2010年12月20日
報道発表資料

 NTT東日本北海道支店(支店長 山本 康裕)では、耳や言葉の不自由な方が外出先で電話連絡等を行う際に、用件や連絡先等を書いて近くの方に協力をお願いするためのコミュニケーションツールとして親しまれ、ご利用いただいている「電話お願い手帳」の平成23年版を、道内の地方自治体や各福祉団体等へお配りいたします。

 この「電話お願い手帳」は、NTT東日本及びNTT西日本がCSR活動の一環として、全社をあげて取り組んでおります。

 「電話お願い手帳」と併せて、手帳の使い方や耳の不自由な方々とのコミュニケーション方法を示した「コミュニケーションリーフレット」のほか、前年同様ファクスの送信用紙「ふれあい速達便」もお配りいたします。

 概要は次のとおりです。

1.配布部数 電話お願い手帳(道内)   14,650部
ふれあい速達便(道内)   10,740部
※NTT東日本全体:約10万部
2.配布先 道内の自治体、各福祉団体等242箇所に配布
※札幌市内においては、デパート(丸井今井様、三越様、東急様、ススキノラフィラ様)サービスカウンターへも配布

【参考】
◆電話お願い手帳

 「電話お願い手帳」とは、昭和58年に千葉県の流山電報電話局(当時)に寄せられたお客様のご要望をヒントに発行して以来、毎年継続して発行し、今年で29年目となります。

 本手帳には、耳や言葉の不自由な方がより便利に電話をご利用いただけるよう、電話に関するお問合わせやご注文をファックスで承る「NTTふれあいファクス」の案内や、災害・緊急時に役立つ災害用伝言ダイヤルの情報等も掲載しています。

電話お願い手帳

【主な変更点】

(1)表紙カバーの色を変更。平成22年版「オレンジ」→平成23年版「ブルー」。
(2)「インフォメーション(info1)」項にあるエンジェルラインについては、サービス提供終了(平成23年1月予定)に伴い削除。
(3)「インフォメーション(info2)」項にある「災害用伝言ダイヤル(171)」、「災害用ブロードバンド伝言板(web171)」、「NTTファクス104」及び「NTTふれあいファクス」に係る修正について、必要な修正等を実施。

【その他】

・本手帳は地球環境に配慮し、手帳カバーには燃やしてもダイオキシンが発生しない素材(ポリオレフィン)を、手帳本体には、リサイクルペーパーを使用しています。

◆ふれあい速達便

 耳や言葉の不自由な方のコミュニケーション手段として、ファクスを簡単にご利用していただくことを目的としたファクス送信用紙

ふれあい速達便