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News Release 東日本電信電話株式会社

2017年7月3日

文化観光業界特化型AI翻訳サービス「ひかりクラウドcototoba」を提供開始
〜多言語対応で訪日外国人のおもてなしをさらに充実〜

  • NTT東日本は、独自に制作・収集した文化観光分野の対訳コーパス※1や頻出フレーズ・単語を大量に 機械学習させることで、同分野における翻訳精度を向上させたAI翻訳サービス「ひかりクラウドcototoba」(以下、本サービス)を、2017年7月3日(月)より全国で提供開始いたします。
  • デジタルコンテンツ制作等のサービスを展開するさまざまな企業へ翻訳機能をAPI提供し、提供を受けた企業がコンテンツ等と多言語翻訳をセットで文化観光施設に提供することにより、訪日外国人の集客やおもてなしの充実に向けた多言語対応シーンを展開していきます。
  • なお、凸版印刷株式会社(以下、凸版印刷)が提供する観光事業者向け翻訳サービス「ジャパリンガル」に、本サービスが初めて導入されます。
  • ※1対訳コーパスとは、原文と他言語の訳文が対になった文章

1.提供の背景

観光立国の実現に向け、外国人の来訪を促す取り組みが全国的に進む中、都市圏では近隣エリアとの 差異化や施設のオリジナリティ向上、地方圏では地域全体での集客アップや観光資源開発が拡大しています。特に、訪日外国人の集客やサービス・施設の利用促進にあたっては、コンテンツの多言語化(日本語⇔複数言語への翻訳)が求められており、翻訳対応にかかるコストや納期、管理稼働等がこれまで以上に課題となっています。

NTT東日本は、これまでWi-Fiやデジタルサイネージなどを活用した文化観光施設へのICT化の取り組みにより、訪日外国人のおもてなしに貢献してきましたが、新たに本サービスを提供することで、文化観光施設の多言語対応を推進して参ります。

2.サービス概要

本サービスは、独自に制作・収集した文化観光分野の対訳コーパスや頻出フレーズ・単語を大量に機械 学習させることで、同分野における翻訳精度を向上させたAI翻訳サービスです。主に、デジタルコンテンツ 制作(Webサイト、アプリ、デジタルサイネージ等)のサービスを有している企業(以下、パートナー企業)に 対して、翻訳機能をAPI提供します。パートナー企業は、デジタルコンテンツと多言語翻訳をセットで提供することで、文化観光施設等(以下、エンドユーザ)に対しワンストップで多言語ソリューションを展開することが 可能となります。

<パートナー企業の導入事例>凸版印刷の観光事業者向け翻訳サービス「ジャパリンガル」

凸版印刷は、これまで培ってきた高品質な翻訳サービスのノウハウと、NTT東日本のひかりクラウドcototobaを連携させて、観光地や宿泊施設、店舗などの様々な情報を手軽に翻訳できる観光事業者向け翻訳サービス「ジャパリンガル」(以下、ジャパリンガル)を提供します。

ジャパリンガルは、AI翻訳等を活用することで、低価格、高品質、短納期な翻訳サービスの提供を実現しています。また、Webサイト上のポータル画面から24時間365日いつでも「翻訳依頼」と「訳文受け取り」が可能です。

  • 「ジャパリンガル」は凸版印刷株式会社が登録申請中の商標です。
    「ジャパリンガル」の詳細はこちら新規ウィンドウで開く 
<特徴>
  1. (1)文化観光業界向けAI翻訳エンジン(テキスト翻訳)
    NTT東日本が独自に制作・収集した文化観光分野の対訳コーパスや頻出フレーズ・単語を、大量に機械学習させることで、高い翻訳精度を実現したAI翻訳エンジンです。
  2. (2)エンドユーザ単位のカスタマイズ辞書(翻訳メモリ機能)
    特有の言い回し(フレーズ・単語)や固有名詞(商品名等)を、エンドユーザがあらかじめ登録できる翻訳 メモリ機能により、翻訳結果のゆらぎ(同単語等が別々の表現になること)を抑えることができます。
<対応言語>
  1. (1)テキスト翻訳(6言語):日本語⇔英語/中国語(繁体字)/中国語(簡体字)/韓国語/フランス語/スペイン語
  2. (2)翻訳メモリ機能(4言語):日本語⇔英語/中国語(繁体字)/中国語(簡体字)/韓国語
    • フランス語、スペイン語の翻訳メモリも今後対応予定
<更なる翻訳精度向上の取り組み>
  1. (1)継続的な機械学習
    パートナー企業と連携し、翻訳文を本サービスの機械学習に活用することで、エンドユーザの多言語利用シーンに即した翻訳精度向上に継続的に取り組みます。
  2. (2)深層学習技術の活用
    本サービスのベースとなる翻訳エンジン技術を開発している株式会社みらい翻訳と、総務省のグローバルコミュニケーション計画を推進する国立研究開発法人情報通信研究機構が共同開発した、深層学習による機械翻訳技術を活用した翻訳精度向上の検証を、上野観光連盟の協力により、7月から開始いたします。この検証で得られた結果をもとに、本サービスへの深層学習技術の早期実装を進めます。
  3. (3)日本電信電話株式会社メディアインテリジェンス研究所との新たな技術開発
    自然言語処理技術をはじめとしたNTTグループのAI関連技術corevo®(コレボ)を活用し、新たな技術 開発にも取り組みます。
    • 「corevo®(コレボ)」は日本電信電話株式会社の商標です。
      「corevo®(コレボ)」の詳細はこちら新規ウィンドウで開く

3.提供開始日

2017年7月3日(月)

  • 翻訳メモリ機能は2017年11月に提供予定

4.今後の予定

NTT東日本では、さまざまなパートナー企業との連携を進め、デジタルコンテンツの多言語化による訪日 外国人の満足度向上に貢献して参ります。また、今後は本サービスを活用し、訪日外国人の嗜好を捉えた マーケティングへの応用など、テキスト翻訳の新たな活用領域の創出に取り組みます。

5.お問い合わせ先

本サービスとのビジネス連携をご希望の方は、以下までお問い合わせください。
NTT東日本 ビジネス開発本部 第三部門 オフィスサービス担当(ひかりクラウドcototoba事務局)
TEL:0120-27-5118

報道発表資料に記載している情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。