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News Release 東日本電信電話株式会社

平成22年3月25日

大学等コミュニティ施設との協業による施設利用者のブロードバンド利用促進に向けた公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット コミュニティモデル」の展開について〜尚美学園大学様および東京家政学院大学様にて展開開始〜

  • 東日本電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:江部 努、以下、NTT東日本)は、公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」のご利用形態の一つとして、大学キャンパス等のコミュニティ施設の利用環境向上と、学生をはじめとした施設利用者のブロードバンド利用促進を目的に、各施設・団体との協業により無線LANサービスを提供する「フレッツ・スポット コミュニティモデル」(以下、本モデル)を展開してまいります。
  • NTT東日本は本モデルの提供にあたり、尚美学園大学様(埼玉県川越市、以下、尚美学園様)および東京家政学院大学様(東京都町田市、以下、家政学院様)と、それぞれ異なる提供モデルにて平成22年度のサービス提供開始に向けた協業に合意しました。

1.大学等コミュニティ施設の無線LAN化について

近年、パソコンだけではなく携帯ゲーム機やスマートフォン、一部の携帯電話端末などでも無線LAN(WiFi)対応の機器が増えており、メール、ネット閲覧に加え、ゲームや音楽コンテンツのダウンロード、通信型アプリケーションの利用など、様々な用途での無線LANの利用が広がっています。

それに伴い、無線LANの利用場所についても、生活や仕事の様々な場面、場所への拡大が求められており、駅や空港といった主に個人で利用する場所にとどまらず、特定のコミュニティ施設での利用も想定されます。

例えば、大学キャンパスにおいて無線LANの利用を可能とすることにより、大学ポータルサイトなどへのアクセスはもちろん、大学キャンパス内にいながらネット上の様々なサービスを利用することができるなど、利用者にとってより快適なブロードバンド環境を実現することができます。

さらに、学生それぞれの自宅でのブロードバンド環境と併用して、Saasやクラウド型のサービスといった、ブロードバンドに特化したネットワーク上のサービスも活用いただくことで、より一層便利なネット活用が可能となるので、学生等を対象とした新たなネットワークサービスやビジネスモデルなど、IT市場の活性化が期待されます。

2.「フレッツ・スポット コミュニティモデル」について

NTT東日本より提供している公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」を、大学をはじめとした特定のコミュニティ施設の利用者に、より便利にお使いいただくことを目的とした協業によるサービスモデルです。今回の協業において、NTT東日本は、尚美学園様および家政学院様のキャンパス内の指定されたエリアに「フレッツ・スポット」用のアクセスポイント(無線LANアンテナ等の設備)を設置いたします。それにより、学生等利用者がキャンパス内の様々な箇所およびキャンパス外の「フレッツ・スポット」提供エリアにおいて、「フレッツ・スポット」を利用できるようになります※1。また、NTT東日本がアクセスポイントを設置することにより、各大学様は無線LAN設備を整備・運用するコストをおさえることができます。

各大学様には、所属する学生等利用者に対してキャンパス内における「フレッツ・スポット」の利用を推奨し、より多くの方にブロードバンド環境を利用いただけるよう取り組んでいただきます。また、学生等利用者のITへの関心・リテラシーの向上に向けて、「フレッツ光」※2の自宅への導入を積極的に推奨いただきます。

この取り組みにより、NTT東日本はより多くの方に「フレッツ・スポット」および「フレッツ光」をご利用いただけると考えております。

  • ※1「フレッツ・スポット」を利用してインターネットに接続するには、別途対応するインターネットサービスプロバイダとの契約、工事費および月額利用料等が必要となります。
  • ※2NTT東日本が提供する光ブロードバンドアクセスサービス「フレッツ 光ネクスト」、「Bフレッツ」の総称です。

3.協業の内容

今回の協業においては、以下の2種類の「フレッツ・スポット コミュニティモデル」を展開いたします。

【提供モデル<1>】全員利用型モデル(尚美学園様との協業モデル)
  • NTT東日本は、コミュニティ内の指定エリアへ「フレッツ・スポット」用のアクセスポイントを設置します。
  • 大学様には、コミュニティメンバー(学生・職員)の人数に見合った「フレッツ・スポット」を一括して契約いただきます。

これによりコミュニティメンバーの方々は「フレッツ・スポット」を利用することができるようになります。

さらに、大学様からコミュニティメンバーに対して「フレッツ光」を積極的に推奨いただき、自宅および大学の両方でブロードバンドが利用できるシーンの拡大に協力いただきます。

【提供モデル<2>】任意利用型モデル(家政学院様との協業モデル)
  • NTT東日本は、コミュニティ内の指定エリアへ「フレッツ・スポット」用のアクセスポイントを設置します。「フレッツ・スポット」の利用を希望される学生等利用者の方は個別にNTT東日本にお申込みをいただきます。(お申込み・契約は任意となります。)
  • 大学様から学生等利用者に対して「フレッツ・スポット」および「フレッツ光」を積極的に推奨いただき、自宅および大学の両方でブロードバンドが利用できるシーンの拡大に協力いただきます。

4.今後の展開

今回の尚美学園様、家政学院様への「フレッツ・スポット コミュニティモデル」の提供をファーストステップとし、今後NTT東日本は、大学に限らず様々なコミュニティでより多くの方々に快適なブロードバンド環境を提供できるよう、多種多様な施設・団体と協業を進め、「フレッツ・スポット コミュニティモデル」の普及および「フレッツ光」の利用者拡大を図ってまいります。

5.本サービスモデルについてのお問い合せ

本サービスモデルについての大学等コミュニティ施設・団体からのご質問・相談は下記アドレスへお問い合わせください。

【フレッツ・スポット コミュニティモデルお問い合わせ専用アドレス】

fs-com@ml.east.ntt.co.jp

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現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。