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電気通信事業に使用する電柱の点検等の実施に関する総務省からの要請について

平成18年12月12日

NTT東日本は、12月8日に総務省より、雨水等の影響で腐食が進みやすい鉄筋を用いた電柱について、通常の定期点検に加え、改めて総点検及び必要な場合には建替を実施するよう要請を受けました。

当該の電柱は、JIS規格に基づいて製造された鉄筋コンクリート製の電柱で必要な強度は確保されておりますが、一部には、電柱表面のコンクリート部分に生じたひびに雨水が浸入した場合、電柱内部の鉄筋が腐食しやすくなり、これにより電柱強度が低下して電柱折損に至ることがあります。

当社では平成12年度以降、電柱折損が16本発生しております。

その内訳としましては、倒壊にいたったものが3本、通信ケーブルにより保持され倒壊を免れた損壊が13本となっております。

当社は、平成5年度に、電柱を折損しにくい仕様に変更するとともに、それ以前に導入した電柱のうち、鉄筋腐食の可能性がある電柱については個別に管理を実施しております。(平成18年12月12日現在、約86万本となっております。)

これらに関しては、定期点検により電柱表面のひび割れの早期発見に努めるとともに、必要に応じた建替を実施してまいりましたが、このたびの総務省からの要請を受けて、改めて総点検を実施するとともに、点検の結果に基づき必要な建替を継続して実施することといたします。