七郷(しちごう)小学校では、防災教育を全校挙げて行っています。防災訓練は決まった型の中で行うことが一般的ですが、災害はいつでも“想定外”です。「こういう時はこう行動しましょう」という指導では命を守ることは出来ません。子どもたちが状況を見て自分で判断し、どう行動すればいいかを考える力を身につけさせる必要があるのです。そのため、災害用伝言ダイヤル(171)を使ったり、インターネットから気象情報を参照したりして、その後の行動を考える授業も行いました。東日本大震災を風化させず、防災教育を通じて生きる力そのものを身につけていく。そんな取り組みを今後も継続的に行っていく予定です。