東日本電信電話株式会社　東京武蔵野支店（支店長　川上　卓郎、以下「NTT東日本　東京武蔵野支店」）と国分寺市（市長　井澤　邦夫）は、2024年3月に締結した地域活性化多分野連携協定のもと、国分寺市域の活性化および市民サービス向上を図るため連携を進めております。今回、その一環として国分寺市職員に向けたAI・データ活用技術に関する研修を開催いたしました。本研修では、AI・データ活用技術の基礎知識を習得するとともに、実業務における活用方法をイメージしながら業務効率化や課題解決につながるユースケースを創出しました。

1．実施目的

   AI・データ活用技術に関する知識を深め、実業務内でのAI活用、データ活用シーンを創出することで、庁内業務や市民向けサービスのDX推進とDX人材の育成を図るとともに、本研修を通じてNTT東日本が提供する研修プログラムの品質向上を目的に開催しました。

2．実施概要

1日目 （STEP1）	【座学】    AI・データ活用の技術知識（以下）を深め、業務課題を解決するための手法を理解する    ・可視化、集計ツール（Tableau,PowerBI）の概要や特徴、活用事例紹介    ・予測、分析ツール（Python）を活用した予測シミュレーション、活用事例紹介    ・画像検知（物体検知）の概要や特徴、活用事例紹介    ・生成AIの概要や特徴　、活用事例紹介
2日目 （STEP2）	【グループに分かれてワークショップ形式】    実業務内でAI・データ活用シーンを創出し、DXを通じて業務効率化・課題解決するための手法を理解する

3．研修の様子

   1日目に開催したAI・データ活用技術に関する研修では、技術知識や各技術を活かした具体的な活用事例を学びました。デモを交えながらの講義により、受講者は実業務での活用をイメージしながら知識を習得しました。
   2日目は、グループにわかれ各ツールを利用して実業務にどのように活用できるかワークショップ形式で実施しました。NTT東日本のファシリテータを含めたグループメンバ間での活発なディスカッションにより、さまざまなユースケースが生み出されました。

1日目

2日目

4．今後の取り組み

   NTT東日本　東京武蔵野支店は、今後も国分寺市と連携しながら、地域活性化および市民サービス向上に向けた取り組みをすすめてまいります。そして「地域の未来を支えるソーシャルイノベーション企業」として、ICTソリューションの提供にとどまることなく、地域に根ざしたサステナブルな取り組みを展開してまいります。