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(報道発表資料)

2024年1月29日
晃華学園中学校高等学校
東日本電信電話株式会社 東京武蔵野支店

晃華学園中学校高等学校と連携した部活動地域移行に向けたスポーツ×ICTの実証の取り組み

   晃華学園中学校高等学校(校長:西山恵子)と、東日本電信電話株式会社東京武蔵野支店(支店長:川上卓郎、以下「NTT東日本」)は、NTT東日本の所有するスポーツアセットやICTを活用し、部活動の地域移行や教員の働き方改革などの課題解決に向けたスポーツ×ICTの取り組みを共同で企画し、2024年1月14日にNTT中央研修センタ体育館にて実施しました。

1.背景・目的

   晃華学園中学校高等学校とNTT東日本はICTのパートナーとして、晃華学園中学校高等学校のICT教育の根幹となるネットワークやセキュリティ対策を共に整備してまいりました。この度、今後の教育現場におけるICT基盤の利活用を共に検討していく中で、一昨年実施した社会科のVR実証授業※1に続き、部活動におけるICT活用に関する取り組みを共同で企画し実施することとなりました。
   晃華学園中学校高等学校では、日頃より生徒が主体的に探究的な活動に取り組むようになる機会を尊重しており、有志の生徒から「部活動の地域移行や教員の働き方改革」という社会課題の解決策を考えたいという声が上がり、NTT東日本にご相談いただきました。一方でNTT東日本グループは「シンボルスポーツチーム」を有し、スポーツ指導のノウハウやICT技術を用いてスポーツに関わる社会課題解決を目指していることから、この度、共同でスポーツ×ICTの実証の取り組みを実施することとなりました。

※1: 晃華学園中学校におけるVR映像と仮想空間(DOOR)を活用した授業の実施について(2022年3月23日 報道発表)
URL: https://www.ntt-east.co.jp/tokyo/info/detail/1279153_2608.html

2.実施概要

   当日はバドミントンの「部活動」を模して、リアルタイムの遠隔指導およびオンデマンドの指導動画を用いた練習を生徒に体験していただき、指導者が現場にいなくても部活動が成立するのか、どのような工夫をすれば楽しくスポーツに取り組むことができるのかなど、生徒の声を聞きながら共に検証しました。

<実施日>   2024年1月14日(日) 16:00〜18:00
<実施場所>NTT中央研修センタ体育館
<参加者>   晃華学園中学校高等学校 生徒 20名
<指導者>   青木孝徳、新開裕介(いずれもNTT東日本バドミントン部OB)
<実施内容>
①   基礎練習(オフライン)
②   リモートコミュニケーションツールを用いた遠隔指導(オンライン同期型)
③   指導動画を用いた自主練習(オンライン非同期型)
④   実践型練習(オフライン)
<実証の様子>

 

 

<生徒のアンケート結果※2
リモートコミュニケーションツールを用いた遠隔指導は、技術向上に活用できる、という回答が8割以上の生徒からあがりました。一方で、
「機器の関係で声が聞こえないなど、伝わりにくい」
「画面越しでは相手の反応や表情がわかりづらい、動きを説明しにくい」
などICT環境の改善点やオンライン指導を進める上での課題も明らかになりました。
また指導動画の活用についても、大半の生徒から効果があるという回答があがり、有効性を確認できました。

※2: 14日の取り組み実施後、当日参加した生徒を対象にWEBアンケートを実施(回答期間 1月17日〜20日/回答数18名)

3.今後の展望

   今後も、晃華学園中学校高等学校とNTT東日本は、スポーツ×ICTの取り組みの展開について、意見交換等を通して検討を進めてまいります。


本件に関するお問い合わせ先

【お客さまからのお問い合わせ】
NTT東日本 東京武蔵野支店 Tel:0120-595720
【報道機関からのお問い合わせ】
NTT東日本 東京事業部  広報担当  Mail:kouhou-tokyo-ml@east.ntt.co.jp

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