特殊詐欺撲滅に向けた連携について～AIを活用した特殊詐欺対策サービスの推進による地域社会課題の解決～

（報道発表資料）

2021年2月24日
城南信用金庫
東日本電信電話株式会社東京事業部

　城南信用金庫（理事長川本恭治、以下「城南信金」）、及び東日本電信電話株式会社東京事業部（取締役東京事業部長中江康二、以下「NTT東日本」）は、「地域活性化に向けた連携協定（2019年11月8日締結）*1」の一環として特殊詐欺撲滅に向けた連携を開始いたしました。

*1地域活性化に向けた連携協定の締結について～デジタルトランスフォーメーションとシェアリングエコノミーの推進による地域社会課題の解決～

https://www.ntt-east.co.jp/tokyo/info/detail/1265807_2608.html

電話事業を行うNTT東日本と、信用金庫法に基づく預金、融資、内・外国為替、その他金融業務全般を行う城南信金が、オレオレ詐欺等の電話を利用した特殊詐欺撲滅に向けて連携することで、地域社会における課題解決の支援を共に進めてまいります。

【背景と目的】

特殊詐欺については、これまで自治体での通話録音装置配布や金融機関でのATM利用者への声掛け等が取り組まれてきましたが、特殊詐欺の被害額は令和2年で277.8億円と依然として高い水準で推移しています(*2)。

*2警察庁広報資料「令和2年における特殊詐欺認知・検挙状況等について（暫定値）」より
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/sousa/sagi.html

　これに対しNTT東日本は、AIを活用した特殊詐欺対策アダプタを開発し、「特殊詐欺対策サービス」として2020年11月30日よりサービス提供しています(*3)。このサービスを、お客様の大切な財産をお守りすることを目的に、高齢者向け総合サポートサービス「いつでも安心サポート」を提供している城南信金がお客様に案内する事で、特殊詐欺撲滅を目指します。

*3 NTT東日本特殊詐欺対策サービス【別紙参照】 PDF [1901KB]