神奈川ホーム > お知らせ > ローズホテル横浜にて新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた体温検知サーモカメラ導入の実証実験を実施しています


(報道発表資料)

株式会社 ローズ ホテルズ・インターナショナル
東日本電信電話株式会社 神奈川事業部

2020年7月14日

ローズホテル横浜にて新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた

体温検知サーモカメラ導入の実証実験を実施しています

株式会社 ローズ ホテルズ・インターナショナル(代表取締役社長 李 宏道、以下「ローズホテル横浜」)と東日本電信電話株式会社神奈川事業部(神奈川事業部長:中西 裕信、以下「NTT東日本」)は、ローズホテル横浜において、同社の従業員に対し、新型コロナウイルスの感染症拡大の防止及び従業員の健康管理のため、人の体温を検知できるサーモカメラを設置し、体温検知システムの有用性を検証する実証実験を実施します。

1.実験の背景と目的

ローズホテル横浜は、新型コロナウイルスによりサービス業界全体として危機感が高まっている中、お客様や従業員の健康に配慮しつつ、安心安全なサービスを提供するために様々な取り組みを実施しています。
    NTT東日本では、ICT(情報通信技術)を活用することで新型コロナウイルスの新たなる感染拡大防止に寄与するべく、様々なサービスの検討や関連プレイヤーとの連携を実施しています。

こうした背景をふまえ、両社が連携して、ローズホテル横浜において、体温検知サーモカメラを用いた従業員の体温検知システムを導入し、本システムの有用性検証に関する実証実験を行います。

本実証実験を通じて、ローズホテル横浜は、従業員の健康管理を徹底することで、お客様に安心してご利用いただけるサービスの提供に努めるとともに、NTT東日本はICTを活用した新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた取り組みを強化してまいります。

2.実施概要

ローズホテル横浜にて、体温検知サーモカメラを用いて、従業員が出勤した際の体温を測定し、体温に基づく健康チェックを自動で実施します。

(1)具体的な取り組み
    ■体温検知

    ・通信ネットワークに接続されたサーモカメラを用い、事務所へ出入りする従業員の体温をリアルタイムで測定。

    ・体温が設定値以上の場合は、アラームが鳴動し、管理者へ体調異常者の体温と画像を通知し、異常者には
     その場でアラーム音にて体調異常を通知。

    ・サーモカメラは、ローズホテル横浜従業員通用口受付の天井に設置し、同時撮影可能人数は1〜3人を想定。

<実施概要イメージ>

サーモカメラを設置して体温検知をしているイメージ

(2)検証事項
    ・サーモカメラでの計測体温の正確性
    ・最大同時測定可能人数

NTT東日本では、安定かつ計測精度の高いシステムを、市場価格に比べて安価に提供できるよう、本実証実験を通じて得たデータをもとに検証してまいります。

(3)実施期間
    2020年7月13日(月) 〜 2020年7月17日(金)(予定)

(4)各社の役割
    ・ローズホテル横浜
    − 実証実験フィールドの提供

    ・NTT東日本
    − 本システムを運用するネットワークの構築
    − サーモカメラ技術の提供


3.今後の展開

今回の実施期間で、サーモカメラにより従業員の体温をどの程度正確に測定できるかを分析し、実際の運用における課題の抽出と解決に向けた取り組みを検討してまいります。
    また同時に、幅広くお客様に導入していただけるような安価なコストでの提供実現についても検討してまいります。


4.本施策に関するお問い合わせ先

    NTT東日本 神奈川事業部 地域ICT化推進部
    TEL:0800-8005338


    ローズホテル横浜 マーケティング部 斉藤、矢野、山根、滝口
    TEL:045-681-2264