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News Release

神奈川事業部

2020年2月5日

「サガミハラスマートシティ2030」にてJAXAと協力した
プログラミング教室ブースを開催します

東日本電信電話株式会社 神奈川事業部(事業部長:中西 裕信 以下、「NTT東日本 神奈川事業部」)では、2020年2月24日(月)に相模原市けやき会館において開催される「サガミハラスマートシティ2030※1」(主催:株式会社ノジマ 以下、「本イベント」)において、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(以下、「JAXA」)協力のもとで、ICT(情報通信技術)に触れながらプログラミングを学ぶことができる体験型ワークショップ(以下、「ワークショップ」)を開催いたします。

1.取り組みの背景と目的

 NTT東日本 神奈川事業部は、地域企業や自治体、教育機関等と連携することで、ICTを活用した地域の活性化施策を展開しており、プログラミングに関しても地元の小学校、大学と連携したワークショップを開催するなど、プログラミング教育の質的向上に向けた活動を積極的に推進しております。


  また、JAXAは子どもたちに対して、プログラミングや工作などの体験型イベントを実施し、宇宙探求や宇宙開発で得られた知識や技術などを教育に活用していくことで、科学への興味関心を引き出し、健やかな人間形成に役立つ活動を実施しております。

  NTT東日本 神奈川事業部では、JAXAと協力して本イベントにおいて子どもたちがコミュニケーションロボットを通じてICTに触れ合うプログラミング教室を開催することで、宇宙を題材に、子どもたちへのICTへの興味関心を引き出し、またロボットを活用したプログラミング教育の有用性を検証してまいります。

2.プログラミング体験教室の概要
(1)日時:2020年2月24日(月) 10:00 〜17:00

(2)場所:相模原市まち・みどり公社 けやき会館2階

(3)参加者:本イベント専用サイトにてお申し込みをされた小学生児童(最大48名)
                   (URL:https://www.nojima.co.jp/ssc2030/

(4)講師:JAXA職員 1名
             NTT東日本社員 6名
                ※人数は予定です

3.実施内容
(1)プログラミング体験教室のコンセプト
    ①ICTを通じて楽しみながら学ぶ
        プログラミングとは何か、という概念から、実際に自分たちの書いたプログラムでロボットが
        「話す」「動く」「聞く」ということを体験することで、楽しみながらICTやプログラミングを学べます。

    ②先端技術に触れる
        今後ますます実社会での利用が期待されているコミュニケーションロボットを扱うことで、
        ICTや科学技術全般への興味関心を促進します。

    ③論理的思考を学ぶ
        ブロックを積み上げるプログラミング方式に触れることで、論理的思考の体得を目指します。

    ④より伝わりやすい授業の実施
        JAXA職員とロボットが会話をしながら授業を進行していくことで、児童の興味を惹きながら
        より親しみやすい授業環境を目指します。

(2)実施内容詳細
    <実施機器>
        ・ロボット:ロボコネクト※2用「Sota®」
        ・ブロックプログラミング学習ソフト:「Sotaとはじめるブロックプログラミング」※3

    <学習方法>
        「Sotaとはじめるブロックプログラミング」上で動作指示の書かれたブロックを組み合わせてプログラミングを
        実施します。その内容を「Sota®」に動作させることで、プログラミング的思考を体感的に学習できます。

    <プログラミングソフトの機能>
        ・ブロックプログラミング:ブロックを繋げてシナリオを実行させることが出来る、直感的に分かりやすい
          ビジュアルプログラミングが可能です。
        ・英語でのプログラミング:英語での「聞く」「話す」がブロックに内蔵されており、英語の発音チェックや
         英語を用いたプログラミング学習が可能です。

    <実施方法>
          児童2人グループを各回6グループ作成し、各グループにプログラミングロボットを1台用意します。
        プログラミング教室の中で学んだ宇宙のことについて、プログラミングソフトを用いて各グループごとに
        クイズを作成し、隣のチームとクイズを出し合うことによって楽しみながらプログラミングを学びます。
        宇宙を題材にして学ぶ際は、JAXAの職員とロボットの2人が話しながら楽しく教えることによって、
        児童たちの興味を惹き、質の高い授業環境を作ります。

    <イメージ図>
    

4.今後の展開
    本ワークショップを通じて、児童へのプログラミングに対する理解の促進と、ロボットを活用したプログラミング方法の有用性を検証し、将来的な小学校教育及び地域社会におけるICTの活用を推進してまいります。

5.本件に関するお問い合わせ
    ・NTT東日本神奈川事業部 地域ICT化推進部
     TEL:0800-8005338
     E-mail:ict-kanagawa-ml@east.ntt.co.jp

(参考)
    ※1 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下JAXA)の協力のもと、相模原市教育委員会後援を得て
          小学生を対象に官民連携で行う、プログラミングワークショップです。
    ※2 ロボット型の通信端末(コミュニケーションロボット)向けのクラウド型ロボットプラットフォームサービスです。
         「ロボコネクト」にはNTT グループのAI 関連技術「corevo®(コレボ)」が活用されています。
         なお、「corevo®(コレボ)」は、日本電信電話株式会社の商標です。
         (https://flets.com/roboconnect/
         「Sota®」はヴイストン株式会社の登録商標です。
    ※3 「Sotaとはじめるブロックプログラミング」はゼッタリンクス株式会社が提供するサービスです。