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(報道発表資料)

東日本電信電話株式会社 神奈川事業部
一般社団法人 神奈川県養豚協会

2019年8月6日

豚の飼育におけるIoTを活用した生産性向上等に向けた実証実験について
〜飼養環境の「見える化」により養豚業における働き方改革・生産性向上を実現〜

東日本電信電話株式会社神奈川事業部(神奈川事業部長:中西 裕信、以下「NTT東日本」)は、一般社団法人神奈川県養豚協会(理事長:山口昌興、以下「神奈川県養豚協会」)と神奈川県畜産技術センターと連携して、IoTを活用した効率的かつ省力的に豚を飼育するための飼養環境監視システム(以下、本システム)の確立に向けた実証実験に取り組みます。

 

1.取り組みの背景

  神奈川県では豚の飼養戸数が減少傾向にある一方で、一戸あたりの飼養頭数は1,000頭以上に増加※1しており、効率的な豚の飼育が課題となっています。
  豚の飼育において、豚舎環境の把握は重要です。特に、豚の体調に影響する温湿度の管理は、季節や時間により変動が生じるうえに、豚の発育ステージにより至適環境が異なるため、きめ細かい対応が求められます。農家は豚の体調管理のために、温湿度をこまめに確認し、変化に合わせてカーテンの開閉や換気を行います。一方で、豚舎への頻繁な出入りは疾病被害のリスクを高める恐れがあります。
  これらの解決にICTを活用するためには、大規模なシステムの導入や豚舎の建て替えが必要なケースが多い状態でした。
  このような状況をふまえて、NTT東日本は神奈川県養豚協会と神奈川県畜産技術センターとの連携により、既存設備へ導入が容易なIoTを活用した本システムを構築し、 「飼養環境の見える化」(温湿度データや豚の衛生環境等監視)の実現に取り組むこととしました。
  この取り組みを通じて、養豚業界における働き方改革の実現及び効率的な飼養管理による生産性の向上を目指します。
  本実証実験にあたっては、実験フィールドとして、神奈川県養豚協会が管理する新たな豚舎を活用します。

   

2.本取り組みの概要
  LPWA※2を活用したeセンシング※3による豚舎内温湿度データの収集及びWi-Fiを活用したカメラによる衛生環境等の遠隔監視により、飼養環境監視を実施します。


【イメージ図】


3.実施期間
  2020年3月まで(予定)


4.実施場所

  神奈川県養豚協会が管理する環境制御型豚舎 (神奈川県海老名市本郷3786-3)


5.役割

・神奈川県養豚協会
    実験フィールドの提供、飼養環境監視システムの有効性検討、IoT機器によるデータ収集
・神奈川県畜産技術センター
    IoT機器による飼養環境監視
・NTT東日本
    IoT機器の設置・管理および実用性・耐久性の調査
  *詳細は別紙参照


6.今後の予定

本取り組みにて集積したデータを活用 (AI等による分析、活用等)し、神奈川県内における養豚業へのIoTサービス導入のサポートを実施していくほか、各種連携等により養豚業の発展に向けた新たな仕組みづくりを検討していきます。

 

 

※1 神奈川県HP「豚の統計(平成28年度)http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p5675.html

※2 LPWA (Low Power, Wide Area) :小電力でkm単位の距離で通信できる無線通信技術の総称

※3 圃場ごとのモバイル回線および電源・電池が不要なセンサーネットワークとオンライン

ストレージサービスを活用したソリューション

 

 

【本件に関する問い合わせ先】

 

■養豚施設に関すること

一般社団法人神奈川県養豚協会

TEL :  046-238-2502

Mailka-youtonkyoukai@air.ocn.ne.jp

 

■データの検証について

神奈川県畜産技術センター 企画研究課

TEL :046-238-4056

Mailtikugi.kikaku@pref.kanagawa.jp

 

■IoT機器に関すること/実験内容に関すること

NTT東日本 神奈川事業部 コラボレーション推進部 地域ICT化推進担当

TEL : 0120-415242

Mailict-kanagawa-ml@east.ntt.co.jp