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「道内市町村との地域節電プロジェクト」の実施について
− 北海道とのタイアップ事業 −

平成25年1月30日

 東日本電信電話株式会社北海道支店(支店長:三野耕一、以下「NTT東日本」)は、北海道とタイアップし、北海道と民間企業等との協働事業として「道内市町村との地域節電プロジェクト」を実施します。
本事業は、一般家庭における「フレッツ・ミルエネ」を活用した電力見える化の節電効果を検証し、効果的かつ長期的な節電に向けた取り組みの必要性や利点などを広く普及啓発することにより、北海道や道内市町村が推進する省エネ・節電普及啓発事業に協力支援するものです。
また、北海道とのタイアップ事業の実施はNTT東日本として初の取り組みとなります。

1.背 景

 東日本大震災以降、大幅な電力不足が懸念される中、平成24年度の夏季及び冬季は北海道電力管内全ての企業・家庭に対して平成22年度比7%以上の使用最大電力の抑制が求められており、寒冷・積雪となる北海道の冬場においては、電力需要の約45%を占める家庭の節電が重要となってきます。
NTT東日本は、ICTサービス提供等を通じた社会全体の環境負荷低減の取り組みに加え、家庭の消費電力量等を可視化する「フレッツ・ミルエネ」のサービス提供等によって家庭の省エネ・節電行動をサポートしており、道民の皆様へ広く節電の取り組みを呼びかけるとともにスマートコミュニティ構築に向けた技術実証等の取り組みを支援している北海道と、省エネ・節電普及啓発に向けた考えが一致し、今回の協働事業を実施することになりました。
なお、本事業のプロジェクトに参加した住民の皆様からご提供いただく各種データは、節電の効果検証等を行う目的でのみ使用し、その検証結果等を北海道や道内市町村へデータ提供することにより、今後の道内での効果的な節電に資するよう、NTT東日本として協力いたします。
まずは、今後も効果的かつ長期的な節電に向けた取り組みの必要性や利点などを広く普及啓発するため、北海道と連携し、北海道が推進する省エネ・節電普及啓発事業への協力支援を実施します。

 北海道省エネ新エネ キャラクターユニット「エネーズ」

 北海道省エネ新エネ キャラクターユニット
「エネーズ」

2.事業概要

(1)「道内市町村×フレッツ・ミルエネ」冬の節電アクション支援プロジェクトの実施
キックオフプロジェクトとして、恵庭市のご協力のもと、同市において「フレッツ・ミルエネ」の利用希望者(一般家庭30戸程度を予定)を募集・設置し、今冬の節電目標(平成22年度比7%削減)の達成を目指して、「フレッツ・ミルエネ」を活用した電力見える化による省エネ・節電行動の実践、アンケート調査(測定結果や節電活動の報告等)による効果検証を実施し、省エネ・節電行動の促進・継続を支援します。

 ・実施期間 : 平成25年2月以降随時

※ 今後、他の道内市町村よりご要望があれば、省エネ・節電普及啓発事業において、「フレッツ・ミルエネ」を活用し可能な限りご協力させていただきます。

ご利用イメージ

<参考>「フレッツ・ミルエネ」ご利用イメージ

(2)NTT研究所の先進的技術を用いた実証実験の実施
恵庭市をフィールドとして、NTT環境エネルギー研究所が開発中の機器電力推定技術の実用性を検証する実証実験を、恵庭市のご協力のもと実施します。
機器電力推定技術は、各ご家庭用の分電盤に設置する1個のセンサから得られる情報を解析することにより、エアコン、テレビ、冷蔵庫などの家電機器に対する機器毎の電力使用量を推定することができる先進的な新技術です。

 ・実施期間 : 平成25年3月〜9月

実証実験

<参考>実証実験イメージ図

(3)北海道の広報イベントなどに合わせた省エネ・節電普及啓発協力
北海道の広報イベントなどで、「フレッツ・ミルエネ」の展示等による電力見える化の具体例や利用コンセプトのPRを通じて、北海道が推進する省エネ・節電の普及啓発に協力します。

別紙