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小野町「東堂山 満福寺」

イベント「獅子舞」

 小野町に伝わる「大倉獅子舞」「新田内長獅子舞」「浮金小獅子舞」の3件は、福島県指定重要無形民俗文化財「小野の獅子舞」として登録されています。

浮金小獅子舞(うきがね こじしまい)

浮金小獅子舞の写真浮金地区・菅布禰神社の祭礼で奉納される

 燃えるようなツツジが全山を包むように咲くことで知られる、小野町北部の「高柴山(884メートル)」のふもとにある浮金地区。伝承では、天明の大飢饉(ききん)の後、村の繁栄と安全、悪魔逃散、悪疫の防止などを祈願して、菅布禰神社(すがふねじんじゃ)に奉納したとされる獅子舞です。動きの激しい舞いが特徴で地区内の小学校高学年から中学生の男子、4名が選ばれて舞い手となります。
例年、9月中旬に奉納(土曜日・日曜日に合わせられる)。
2013年は9月14日(土曜日)に実施。

新田内長獅子舞(にったうち ながじしまい)

新田内長獅子舞の写真新田内・大日堂地区の八雲神社で奉納される

 小野町の北東部に位置する新田内・大日堂地区に伝わり、舞い手の数が福島県内では最も多く、11匹の獅子で舞われる獅子舞です。永禄5年(1562年)勧請と伝えられる八雲神社の由来では、幾多の災いを鎮めるため奉納されるようになったとあり、現在は9月の祭礼に行われます。太郎獅子・次郎獅子が5匹ずつ、雌獅子が1匹という構成になっています。
例年、9月中旬に奉納(土曜日・日曜日に合わせられる)。
2013年は9月21日(土曜日)に実施。

大倉獅子舞(おおくらししまい)

大倉獅子舞の写真小野新町大倉地区・塩釜神社の祭礼(9月)に奉納される

 小野町のほぼ中央部・小野新町大倉地区に伝わり、塩釜神社の祭礼で奉納されたのが始まりとされています。この地区の塩釜神社について坂上田村麻呂や陸前・塩釜神社との由来が伝えられていたことから、元久元年(1204年)に地元の先崎主水、郡司内膳という2人が使者となり陸前・塩釜神社に請願をたてたということで、その際に拝受した角膳が、神楽獅子に使われるようになったという伝承があります。
 太郎獅子・次郎獅子4匹ずつ、雌獅子1匹の計9匹、それに「ささら振り」2名が加わって舞う構成になっています。
例年、9月下旬から10月上旬に奉納(土曜日・日曜日に合わせられる)。
2013年は9月28日(土曜日)に実施。

写真提供:小野町 企画商工課様

お問い合わせ

小野町 企画商工課
住所:福島県田村郡小野町大字小野新町字舘廻92【地図
電話:0247-72-6938・6939

小野町公式ウェブサイト(小野町の獅子舞のページ)