JR北海道の駅での外国人観光客向け無料 Wi-Fi(公衆無線LAN)サービスの提供について
平成25年11月13日
東日本電信電話株式会社 北海道支店(札幌市、支店長:三野耕一、以下「NTT東日本」)と北海道旅客鉄道株式会社(札幌市、社長:野島 誠、以下「JR北海道」)は、北海道を訪れる外国人観光客の増加に伴い要望が高まっている無料Wi-Fi(公衆無線LAN)環境の整備を、今後、道内拠点駅において協働で進めてまいります。
その第一段階として、明日、11月14日より札幌駅及び新千歳空港駅において外国人観光客向け無料Wi-Fiサービスの提供を開始いたします。
昨今、海外においてもスマートフォンの利用が急速に拡大しており、海外から訪れる観光客からはスマートフォンによる情報収集やメール等が可能となる無料Wi-Fi環境の整備が強く求められています。
こうした背景を踏まえ、今回の取組は、今後、道内拠点駅における無料Wi-Fi環境の整備を進め、外国人観光客の利便性及び満足度の向上を図ることで、北海道を訪れる外国人観光客のさらなる増加に寄与することを目的としています。
札幌駅及び新千歳空港駅で、14日間無料でWi-Fi インターネットが可能な「ID/PASSカード」の提供を日本短期滞在の外国人向けに行います。
この「ID/PASSカード」に記載されているID及びパスワードを利用することで、道内約4,600箇所(平成25年10月現在)の「光ステーション」設置店舗・施設等において無料Wi-Fiの利用が可能になります。今回、札幌駅及び新千歳空港駅にも新たに「光ステーション」を設置し、外国人観光客が北海道旅行のスタート地点から無料Wi-Fiを利用できる環境を整えました。
(1)対象者
JR北海道線を利用する乗車券類を購入し、かつ短期滞在であることを示すパスポート等をご提示いただけた訪日外国人短期滞在者が対象です。
(2)配布場所
1.札幌駅の下記箇所(3箇所)
・外国人インフォメーションデスク
・ツインクルプラザ札幌支店
・ツインクルプラザ札幌南口支店
<札幌駅における無料Wi-Fiエリア>
・外国人インフォメーションデスク
・西コンコースの改札口、自動券売機周辺
・東コンコースの改札口、自動券売機周辺
・ツインクルプラザ札幌支店、及びその周辺
・ツインクルプラザ札幌南口支店、及びその周辺
2.新千歳空港駅
・外国人インフォメーションデスク
<新千歳空港駅における無料Wi-Fiエリア>
・外国人インフォメーションデスク、みどりの窓口、及びその周辺
・改札口、自動券売機周辺
・待合室、及びその周辺
「ID/PASSカード」の配布箇所においてポスターやのぼりを掲出し周知を図るとともに、光ステーション設置箇所付近にステッカーを貼り、無料Wi-FiエリアであることをPRします。また、両社の公式ホームページやフェイスブック等SNSなどでも告知を行い利用促進を図ります。
札幌駅、新千歳空港駅での利用状況を踏まえ、道内のその他拠点駅においても、外国人観光客が無料Wi-Fiを利用できる環境整備を進めていく予定です。
<ID/PASSカードイメージ>