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いわき市「白水阿弥陀堂」

立ち寄りたい「いわき市の史跡」

常盤神社(ときわじんじゃ)常盤神社(ときわじんじゃ)

 白水阿弥陀堂を建立したと伝わる徳尼御前(とくにごぜん)を祭神として祀り、1883年(明治16年)の神仏分離令により阿弥陀堂近くから現在地に遷され、鎌倉時代作と推定される、直径約30センチ、厚さ約1センチの円形鏡板の中央に蓮華座(れんげざ)の聖観音像(しょうかんのんぞう)を配した「鉄製懸仏(てっせいかけぼとけ)」が市有形文化財に指定されています。

尼子橋(あまこばし)尼子橋(あまこばし)

 平と内郷の境を流れる新川周辺の稲田の洪水に悩む村人を哀れみ、徳尼が架けたと伝わる百間(152メートル)の木橋。芭蕉により『みちのくの尼子の橋や稲の上』の句が詠まれ、後に長橋とも呼ばれて地名として今も残り、現在の橋は1950年(昭和25年)に架け替えられ、主要幹線の国道6号線が走る上流には、もうひとつの尼子橋が架けられています。

賢沼寺沼之内弁財天賢沼寺沼之内弁財天

 1157年(保元元年)に徳一の開創といわれる賢沼寺(けんしょうじ)の境内には、徳尼が薄磯の浜に流れ着いた天女像を安置したといわれる弁財天が祀られており、古くから海上航海の守護神として信仰されています。境内の賢沼(かしこぬま=弁天沼)の魚、鳥などの殺生が禁止され、大鯉や体長1メートルにも及ぶ国の天然記念物「大ウナギ」が生息することでも知られています。なお、2011年(平成23年)の震災の影響で現在は拝観が自粛されています。

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