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馬陵城跡 石碑
中村城跡は、慶長16年(1611年)に第17代相馬利胤(としたね)公が築城してから明治に至るまでの260年もの間、相馬氏6万石の居城として藩政の中心となったところです。中村城はかつては馬陵城とも呼ばれていました。
現在は大手門と石垣、土塁、堀が残り、馬陵公園として市民から親しまれています。
外大手一ノ門
相馬利胤公が武蔵川越城城番のときにその城門の堅固なことに感心し、それを模して作らせたといわれています。
中ノ門跡
外大手一ノ門同様の構造である桝形(城内に土塁や石垣で囲った四角形の空間)があり、その中に楼門造り(2階建)の門がありました。
東二ノ丸跡
東二ノ丸は、古くは中舘ともいわれ、ほぼ現在の二ノ丸球場にあたります。1674年から1783年頃までは御殿があり、藩主等の居宅となっていました。
赤橋
丸土張から本丸にかけられている橋です。当時は「袋橋」と呼ばれていました。
本丸跡
本丸跡
本丸御殿は、現在の藤棚を取り囲むようにありました。
現在も諸所に礎石や池跡が見られます。
現在の藤棚
当時の面影を残す庭園
当時のものと思われる石
相馬神社
相馬神社は、相馬氏の始祖、相馬師常(もろつね)公を祭る神社として明治13年に中村城の本丸跡に創建されました。
師常公は源頼朝の厚い信頼を得た人物で、鎌倉四天王の1人にも数えられました。
相馬中村神社
第18代藩主、義胤(よしたね)公により建立された相馬中村神社は中村城郭内の西方にある小高い丘にあり、相馬家代々の氏神として崇敬されてきました。
総素木の流造りによる桃山様式の本殿・弊殿・拝殿は、昭和58年に国の重要文化財に指定されました。
北野天満宮
お問い合わせ
所在地:福島県相馬市中村字北町 [地図]
問い合わせ:相馬市生涯学習課 TEL.0244-37-2187