支店ホーム > ふらっとおでかけ 福島ぶらり > 二本松市東和地区 高林寺のアジサイ
護法山 高林寺(ごほうざん こうりんじ)は、二本松市太田(旧安達郡東和町)にある釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)を本尊とする曹洞宗の寺院ですが、近年は「アジサイの高林寺」としても知られています。アジサイは、この寺の先代の住職・塚原さんが30年ほど前から植え広げてきました。30種のアジサイは、現在約5,000株と数えられます。例年6月20日過ぎから咲き始め、7月初旬に咲き揃い見頃となるそうです。花を見に来た方が「アジサイの海のよう」と例えるのは斜面を覆って一面に植えられていることから。勾配のある裏山の草を刈り、杉林を拓いてアジサイを植え続けた、先代の思いの深さを物語ります。
境内から降り、つながる車道沿いにも地域の方々の手でアジサイが植え増やされました。東和ロードレース大会で知られる旧東和町であるこの地区では、例年7月の第1日曜日にロードレースが開催され2013年は第44回を数えます。(2013年は7月7日(日曜日)開催。申し込みは終了)
折しも見頃を迎えるアジサイが、コース沿いを約5キロメートルにわたってレースを激励します。
写真提供:二本松市観光協会様