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【ジュンイチロウ&ミカコのグループ】 |
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コホン! 本日は、おいそがしいなか、わたくしたちのグループに、ようこそおいでくださいました。それでは、さっそくわがグループじまんの新発明「メガネ電話」をごしょうかいいたしましょう!。
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となりにいるミカコちゃんは、ずーとパチパチと拍手しています。 |
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……ミカコちゃん!! |
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ミカコちゃん、はっとわれに返って、、 |
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ハ、ハイ! えぇと、みなさんは、自分が見たものを、友だちにも見せてあげたいな、って思ったことはありませんか? |
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そして、どこかへ行くときに道がわからなくてこまったことも、きっとあるのではないかと思います。 |
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そこで、わたしたちが発明したのが、この「メガネ電話」なんです。 |
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「メガネ電話」とは、かんたんに言うと、メガネとコンピュータが合体して、さらにインターネットにせつぞくされたせいひんです。
メガネにはカメラがついていて、テレビ電話ができるので、遠くの友だちが、まるで目の前にいるようなかんかくで、話をすることができるようにもなっています。 |
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えぇと、「メガネ電話」の機能は、それだけではありません。もっとすごい機能は……なんだっけ? |
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もう! 「メガネ電話」のさいだいのとくちょうは、自分が見たものを、メガネ電話がかわりにおぼえていてくれる、というところです。
自分が見たものを、あとで友だちに見せてあげたり、自分が見たものを思い出したいときに、たいへんべんりなきのうなんです。 |
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そうそう! 自分が見ているものを、友だちに見せながらお話することもできるから、まいごになったときや、ごはんの作りかたを教えてあげるときなんかに、とってもべんりなのよね……なんです。
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エヘン! みなさん「メガネ電話」のみりょくを、わかっていただけましたでしょうか? それでは、これで、わたくしたちの新発明のしょうかいを終わります。 |
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最後まで聞いてくれて、どうもありがとうございました!! |
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ふたりの発表をみていたハラダさんが、二人の前にやってきました。 |
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ジュンイチロウくんもミカコさんも、おつかれさまでした。これは、すごい発明ですねえ。
ぼくが感心したのは「メガネ電話」を通じて、ほかのばしょにいる人と、同じばしょにいるようにやり取りができるところです。
ぼくの研究所でのお仕事も、「通信ネットワーク」を使って離れた場所にいるひとをつなげる方法を考えることなんですよ。
これは「いつでも」、「どこでも」、「だれとでも」、「つながる」ことができる、すごい「未来の電話」ですよ!。 |