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それって、ボクたちでも「未来の電話」を発明することができる、ってこと? |
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はい! そこで今日は、NTTで「未来の電話」の研究をしている博士(はかせ)に、みなさんのお手伝いをしてもらおうと思います。では、博士どうぞ!! |
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ガラガラと教室の扉が開き、ハラダ博士が登場しました。
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やぁ、みんな。ボクがハラダ博士であります。さっそくですが、みんなに質問。なにか新しいものを発明するためには、どんなことを考えればいいと思いますか? |
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『むずかしいことを考えるのよね……。』 |
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『科学のこととかだよな。』 |
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『私には、よくわからないわ。』 |
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みんな:う〜ん……???
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はっはっは。
みんな、むずかしく考えているみたいだね。でも、本当はそれほどむずかしいことではないんだよ。新しいものを発明するときの考えかたには、いろいろあるんだけど、いちばんたいせつなのは、 |
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・ 「こまっていること」を考えてみよう!
・ ちがうものどうしを組みあわせてみよう!
・ 考えたことを仲間わけしてみよう! |
という3つなんだ。
その中でも、「ちがうものどうしを組みあわせてみよう!」という考えかたは、いちばん面白いから、みんなにもすぐにできるんじゃないかな? |
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ところでハラダ博士は、どんな発明をしたんですか? |
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うん、たとえばボクは家にある「フスマ」と「電話」を組みあわせて「フスマ電話」を発明してみたんだ。 |