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ジュンイチロウとサヨコとミカコは、まだ、じゃあどうして携帯電話(けいたいでんわ)はつながるの?なんて話しをしながら町の中を歩いていった。『通信ネットワーク』のことを考えていると、町の中にふしぎなことがたくさんあることに気が付いた。
みんながいつも通る道にあるビルには電光けいじばん(光る文字が流れて読めるもの)がある。今、明日の天気が表示されている。 |
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「あ、あしたは雨なんだ。
でも、どうして天気予報が見られるようになっているのかしら?」 |
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「それはニュースや天気予報と“つながっている”からなんです!」 |
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とつぜん、みんなの後ろからヨコタさんが現れたのでみんなビックリした。 |
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「ビルや駅などで、歩いている人にニュースや天気予報を教えてくれる『電光けいじ板』は、通信ネットワークにつながっていて、ニュースや天気予報を送ってもらっているんです」 |
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「さらに! 明日の天気がわかる天気予報も、日本全国にある天気を観測する装置が“つながっている”から、どこで雨が降っているとか、大きな雨雲が西のほうからやってくるな、というようなことがわかるんですよ」 |
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「へぇ、明日の天気も“つながっている”からわかるんだ」 |
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「“つながっている”といろんなことがわかるのね。」 |
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「ほかにも、町の中にはたくさん“つながっている”ものがあるから、どんどん探してみてくださいね」 |
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みつけたら、またしくみを教えますよ、といってヨコタさんはいなくなった。 |