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(報道資料発表)

2016年9月2日

 ICTを活用した身体活動維持向上プログラムの実施について


 

■ 群馬県嬬恋村(村長:熊川 栄、以下「嬬恋村」) 、NTT東日本 群馬支店(支店長:日森 敏泰、以下「NTT東日本」)は、嬬恋村の高齢者が健やかに暮らせる村づくりの一環として、住民一人ひとりの健康促進を目的としてICTを活用した身体活動維持向上プログラムを実施します。

■ NTT東日本は、本取り組みにおいて、NTT東日本がタブレット向けに開発したポータル機能およびNFC※1による個人認証(ログイン)機能と、株式会社タニタヘルスリンク(以下「タニタヘルスリンク」)の「からだカルテ」※2を組み合わせた健康増進ソリューションを提供。嬬恋村の高齢者一人ひとりの活動量を見える化しつつ、コミュニティ全体での健康促進を進めてまいります。

※1    Near Field Communicationの略称。通信距離10cm程度の近距離無線通信技術。機器を近づける事で通信を行うため、「かざす」動作をきっかけとして、非接触ICカードや機器のデータ通信を簡単に行う国際標準規格。

 ※2  タニタヘルスリンクが提供する健康管理サービス。記録やグラフ表示だけでなく、運動習慣が身に付く「歩数イベント」や食習慣の改善に役立つレシピコンテンツなどを提供。


1.目的

        嬬恋村では、2015年に「みんなの力で、生涯いきいきと安心して暮らせるむら」を基本理念に、嬬恋村高齢者福祉計画及び第6期介護保険事業計画を策定しました。この基本目標の一つである、高齢者が健やかに暮らせる村づくりを実現するために、ICTを活用した身体活動維持向上プログラムを展開し、高齢者の健康増進、福祉の向上を図っていきます。
NTT東日本は、高齢者でもわかりやすいポータル機能およびNFCによる個人認証機能と、NFC対応タブレット、タニタヘルスリンクの「からだカルテ」およびNFC対応活動量計を組み合わせた健康増進ソリューションを提供。本ソリューションを活用することで、ICTを使って一人ひとりの活動量を見える化することを実現し、嬬恋村における「健康増進・福祉の向上」等の地方創生に貢献してまいります。


2.取り組み概要(詳細は参考資料参照)

(1)「ICTを活用した身体活動維持向上プログラム」実施内容
①身体活動維持向上の必要性に関する講話や、実技等についての運動講座の開催(計5回)
②身体・体力測定会の開催(8月、12月)
③タブレットと活動量計を活用した歩数イベントの開催

(2)タニタヘルスリンクの活動量計および「からだカルテ」の導入
①プログラムに参加する高齢者に1人一台、NFC対応活動量計を配布。週1回、設置場所のリーダーライターから日々の歩数をサーバにアップロード
②参加者のモチベーション向上を目的に、「からだカルテ」の歩数イベント機能を利用

(3)公民館のICT環境整備
①NFC対応活動量計をかざすだけで、かんたんに歩数グラフや歩数ランキング等が閲覧できるNFC対応タブレットを配備
②NFC対応タブレットをインターネット接続するためのNTT東日本の「ギガらくWi-Fi」を導入


3.実施期間・場所

    プログラム実施期間:2016年8月31日(水)〜2016年12月22日(木)

    歩数イベント実施期間:2016年9月2日(金)〜2016年11月23日(水)

    場所:群馬県嬬恋村大前地区


4.今後の展開

    更なるICT活用によって「高齢者が健やかに暮らせるむらづくり」を実現し、地方創生に向けた取り組みを進めてまいります。

 


【本件に関するお問い合わせ先】
群馬県嬬恋村 住民福祉課 TEL:0279-96-1975
NTT東日本 群馬支店 総務・広報担当 TEL:027-326-0131