8K作品「謎解き!ヒミツの至宝さん」を、ICCシアターで9月2日(火)より上映します

※ICCシアターで収録が行われた「謎解き!ヒミツの至宝さん」を大画面でご覧いただけます。

「謎解き!ヒミツの至宝さん 北斎・驚異の波の絵」
8K Unraveling the Mysteries of Treasures
Hokusai: The Marvel of the Great Wave

Perfumeが謎解きに挑むのは、葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」。パスポートや千円札のデザインにも採用された浮世絵。そのもととなった山梨県立博物館所蔵の1枚が最新デジタル技術で8Kを超える超高精細画像に。 肉眼ではなかなか見られない細部を観察すると次々と北斎のスゴ技が明らかに! そして、最晩年に描いた“究極の波の絵”。その超高精細画像から、北斎が創作にかけた驚きの情熱が見えてきた! (ICCシアターにて収録)。

制作 : NHKエデュケーショナル



「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」
「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」
(所蔵:山梨県立博物館)
2018年にアルステクネがデジタル化
上町祭屋台天井絵 「男浪」 上町祭屋台天井絵「女浪」
上町祭屋台天井絵「男浪」(左)「女浪」(右)
(小布施町上町自治会所蔵 北斎館寄託)
2023年にNTT ArtTechnology、アルステクネがデジタル化

株式会社NTT ArtTechnologyは株式会社アルステクネと連携して「Digital×北斎」プロジェクトを推進しており、ICCではこれまで5回にわたり「Digital×北斎」展が開催されております。アルステクネの特許技術「三次元質感画像処理技術(DTIP)」を用いて高精細デジタル化が行われた北斎作品のデジタルデータをNTT ArtTechnologyがNHKエデュケーショナルに提供し、本映像作品の制作が行われました。作品内では8Kを超える高精細デジタルデータを出演者がコントローラーで自由に操作しながら、「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」(所蔵:山梨県立博物館)の細部の鑑賞からはじまり、“究極の波の絵”と言われる北斎が晩年に長野県小布施町で描いた上町祭屋台天井絵「男浪」「女浪」(小布施町上町自治会所蔵、北斎館寄託)の謎解きに挑みます。

期間:2025年9月2日(火)~9月15日(月・祝) ※9月8日(月)は休館
上映時間:11:30~12:15、14:40~15:25 (一日2回、各回45分)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 4F シアター​​
所在地:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階(京王新線 初台駅東口から徒歩2分)​
上映時間:45分​
定員:各回29名(うち車椅子席2)​​
入場無料(※当日入場は事前予約者優先)、入退場自由​​


※会期中に上映作品の追加や変更を行う場合がございます、最新の情報は本ページおよび シアター・スケジュール よりご確認ください。​

事前予約受付は、ご鑑賞希望日の7日前午前11時より、ご鑑賞希望当日午前10時までです。
(ただし9月2日(火)、3日(水)、4日(木)は、8月28日(木)午後1時から受付開始)
詳細は下記のサイトをご覧ください。
オンライン予約へ
外部のウェブサイトに移動します



※休館日以外においても,開館時間の変更および臨時休館の可能性がございます。
最新情報はICCウェブサイト(https://www.ntticc.or.jp/)などでお知らせします。

あわせて、以下の作品も8Kで上映します

※会期中に上映作品の追加や変更を行う場合がございます、最新の情報は本ページおよび シアター・スケジュール よりご確認ください。​

「国宝へようこそ 洛中洛外図屏風」(45'00") 8K National Treasures: Scenes in and around Kyoto

米沢市上杉博物館蔵



天才絵師・狩野永徳が描き、織田信長が上杉謙信に贈った国宝「洛中洛外図屏風(上杉本)」。 永徳が屏風絵に込めたメッセージを読み解く。 戦国時代の京都の町と2千5百人もの老若男女が生き生きと描かれている。圧巻は祇園祭の山鉾巡行。 「動く美術館」とも呼ばれる現代の山鉾に永徳が描いたものが残っていないかを大調査。すると今も伝わる“あるもの”を発見。そこには永徳がこの屏風に込めたメッセージを読み解くヒントがあった。

制作 : NHKエデュケーショナル


「国宝へようこそ 日月山水図屏風」(45'00") 8K National Treasures: Landscape with the sun and moon

天野山金剛寺蔵



2018年に新たに国宝に指定された日月山水図屏風。他の室町時代の国宝絵画は、ほぼ水墨画で作者も来歴も完璧なのに対し、すべてが謎のまま、絵の魅力だけで国宝に指定された破格の名画だ。鮮やかな色彩で四季の風景を、そして華やかな金銀で太陽と月、天空を描いた大画面。そこには実は細部に驚きの超絶技巧が秘められている。美術史に特筆される謎の名画、その美の迷宮にご案内する。

制作 : NHKエデュケーショナル


「国宝へようこそ 鳥獣戯画」(45'00") 8K National Treasures: Frolicking Animals

京都・高山寺蔵



最も有名で最も謎に包まれた国宝と言われる「鳥獣戯画」の全巻を「8Kの眼」で鑑賞する。甲・乙・丙・丁の四巻を、3人の〈見巧者〉の語りとともに8K映像で堪能する。 ウサギやカエルで超有名な「甲巻」だけが「鳥獣戯画」ではない。麒麟(きりん)や龍など空想上の動物が描かれる動物図鑑のような「乙巻」、人物も登場する「丙巻」、自在な筆遣いの「丁巻」。 各巻それぞれ約8分の8K映像を、大友良英(音楽家)、井上涼(アーティスト)、片岡真実(森美術館館長)が推論を織り交ぜながら語りつくす。

制作 : NHKエデュケーショナル


「国宝へようこそ 神護寺」(45'00") 8K National Treasures: Jingo-ji Temple

高雄曼荼羅



京都の北西にある山寺・神護寺の真言密教の秘宝「高雄曼荼羅」。 空海の指揮で作られた現存唯一のマンダラで、4mを越える巨大な二幅に、壮大な仏の宇宙が描かれる。このほど6年の修理を経て金の輝きがよみがえった。唐から運んできたマンダラと同じ大きさだが、極彩色を避け金銀のみで描き写された。なぜ空海はそう指示したのか? 本尊薬師如来像など数々の国宝を紹介しつつ、謎を探る。

制作 : NHKエデュケーショナル