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(別紙) |
第2回 電報メッセージコンテスト 受賞作品のご紹介 |
平成19年1月に開催した第2回「電報メッセージコンテスト」応募作品の中から、晴れて入選を遂げた「グランプリ作品」「準グランプリ作品」の4点をご紹介いたします。
■グランプリ |
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タイトル |
夏の帰省からもどったら |
電報メッセージ |
じいじばあばは、ぬけがらになってしまいました。
また、きてね。 |
シチュエーション |
8歳の娘をつれて、夏に実家に帰省しました。
父と母はおおはりきり。一週間の滞在期間の間、カブト虫取り、プールに花火と早朝から、夜まで毎日フル稼働でした。楽しかった思い出をかかえて、家に戻ったところに届いたのが、この電報です。
くすっとした後、少しほろっとしてしまいました。今年も、行くからね。 |
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■準グランプリ |
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タイトル |
生まれた日には |
電報メッセージ |
帰ってきなさいな。昆布巻きが、おいしく出来ていますよ。 |
シチュエーション |
社会人になって一人暮らしを始めた年、誕生日の前日に祖母から届いた電報です。母子家庭でおばあちゃんっ子だった私の大好物は、一緒に暮らす祖母の作る鮭の昆布巻きでした。
仕事が忙しく電報が届くまで、「誕生日どころではない!」と心がすさんでいたのに、「昆布巻き」というやさしい響きと、祖母の気持ちが、たっぷり私を癒してくれたのを覚えています。 |
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タイトル |
娘へ |
電報メッセージ |
あなたがお腹の中にいる時からずっと、お母さんを幸せな気持ちにしてくれてどうもありがとう。 |
シチュエーション |
結婚式に母から送られてきた電報メッセージ。
口では恥ずかしくて伝える事が出来なかったので、電報を送ってきた母。
生まれる前からなんて、母の深い愛情が伝わり過ぎて涙が止まらなかった。 |
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タイトル |
どん底支える野菜 |
電報メッセージ |
倒産だ。
仕送り遅れる分、家の朝取り野菜を送る。
煮るなり売るなりして足しにしろ。
尚、当方、追加発送は可である。 |
シチュエーション |
甘やかして育て過ぎた。
一度どん底へ落とし、這い上がる力を養わなければと思っている内に私がどん底に落ちてしまった。
落ちたら家族で支えあわなきゃあな。
まあ、人生の前哨戦だ。絆は目では見えんが、心で見れる。
頑張ろうぜ、倅にもエールを送る。 |
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その他の受賞作品も含め、詳しくは、「D−MAIL」にてご覧いただけます。
D−MAIL(URL) https://www.ntt-east.co.jp/dmail/ |
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