NTT東日本は、県内全域でネットワークを構築する場合等に最適なイーサネットVPNサービス「フラットイーサ」において、「QoS制御機能*1」を平成16年11月1日(月)より提供開始します。
本機能をご利用頂くことにより、お客様が指定した優先順位に従って、優先度の高いデータを他のデータよりも優先して伝送することが可能となります。例えば、音声や映像など、リアルタイム性の高いデータを常に最優先で伝送して安定した伝送品質を確保しつつ、空き帯域を利用して他のデータも伝送する等、回線帯域の有効利用が可能となります。 |
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*1 |
QoS(Quolity of Service):ネットワークのサービス品質 |
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1.「QoS制御機能」の概要 |
| 本機能を利用することにより、フラットイーサ網内において、お客様装置*2で設定した優先順位に従ってデータの送受信を行うことが可能となります。 |
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*2 |
優先制御を行うための識別子(<主な提供条件>(2)に記載のもの)を付与することが出来る機器が必要となります。
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| <主な提供条件> |
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(1) |
0.5Mb/s、1Mb/s〜10Mb/s(1Mb/sごと)、100Mb/s、1Gb/sのアクセス回線品目において利用可能 |
(2) |
データ送受信の優先順位を設定するための識別子として、ToS*3、CoS、VLAN−IDの3種類の中から1種類を選択可能 |
(3) |
選択した識別子の中で、3段階の優先順位(最優先、優先、非優先)を設定可能 |
(4) |
網側優先区間は、フラットイーサ網からお客様拠点への下り方向およびフラットイーサ中継区間 |
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*3 |
ToS(Type of Service) |
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送受信の優先順位を指定する識別子の1種。IPパケットのヘッダに設定。 |
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CoS(Class of Service) |
: |
送受信の優先順位を指定する識別子の1種。イーサネットフレームのVLANタグに設定。 |
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VLAN−ID |
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VLAN |
(イーサネットのネットワークを論理的に分割したグループ)を識別するためのID。イーサネットフレームの中に設定。 |
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※ 同一通信グループ内で複数の識別子を同時に利用することはできません。 |
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| <ご利用イメージ> |
| | 音声を最優先に設定する場合 |
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2.「QoS制御機能」の料金 |
| (1)契約単位 |
| | 1アクセス回線ごと |
| (2)月額料金 |
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| (3)工事費 |
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※ |
ご利用中のアクセス回線に本機能を新設する場合の工事費。 アクセス回線を新設する場合、アクセス回線の工事費が別途必要となります。 |
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3.提供地域 |
| フラットイーサ提供エリア全域でご利用頂けます。 |
4.提供開始日 |
| 平成16年11月1日(月)より提供開始します。 |
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<参考> フラットイーサの概要 |
| | http://www.business.ntt-east.co.jp/lineup/flat/index.html |