News Release

平成15年6月30日


県内均一料金のイーサネットVPNサービス
「フラットイーサ」等の提供開始について


 NTT東日本は、広域イーサネットサービスとして「メトロイーサ」「スーパーワイドLANサービス」を提供してまいりましたが、拠点ごとに低速から高速まで柔軟に帯域を選択し、県内均一料金で経済的に拠点間のネットワークを構築したいというお客様のご要望にお応えするため、新たなイーサネットVPNサービス「フラットイーサ」を平成15年7月1日(火)より提供開始いたします。
 また、外部からの不正アクセスをネットワーク内部で遮断するファイアウォール機能「セーフプラス」を併せて提供開始いたします。
 本サービスの提供により、県広域における自治体情報ネットワークの構築など、我が国におけるe−Japan計画の推進に貢献するものと考えております。


1.「フラットイーサ」の概要

 本サービスは、低速から高速までの幅広い速度品目(64Kb/s〜1Gb/s)をイーサネットインタフェースにより提供する県内均一料金のイーサネットVPNサービスです。

<主な特徴>
(1) アクセス回線は、64Kb/s、128Kb/s、0.5Mb/s、1Mb/s〜10Mb/s(1Mb/sごと)、100Mb/s、1Gb/sの15品目をイーサネットインタフェース※1により提供。
(2) VLAN技術※2 により高いセキュリティを確保したマルチポイント型通信を実現。
(3) 低速品目(64Kb/s、128Kb/s)はメタルケーブルにより提供するため、 構内への光ケーブル引き込みが困難な小規模拠点等への導入も容易。
(4) 拠点間の距離に拠らない均一料金のため、県下広域に拡がる複数のお客様拠点間を結ぶプライベートネットワークをリーズナブルな料金で構築可能。
※1 提供するインタフェースは、品目64kb/sから10Mb/sまでのアクセス回線については10BASE−T、100Mb/sのアクセス 回線については100BASE−TX、1Gb/sのアクセス回線については1000BASE−SX/LXとなります。
※2 論理的にネットワークを分割して、お客様毎の閉域ネットワークを構築する技術。

<ご利用イメージ>
<ご利用イメージ>


2.「フラットイーサ」の料金

(1)契約単位
 1アクセス回線ごと

(2)月額料金
 1アクセス回線ごとに、<1>基本料 と<2>回線終端装置使用料 の合計額となります。
(2)月額料金

<1> 基本料
<1> 基本料

<2> 回線終端装置使用料
<2> 回線終端装置使用料

(3) 初期費用
<1> 契約料
 800円 (1契約ごと)
<2> 工事費
 工事の態様に応じて別途必要となります。

<参考> 回線を新設する場合の標準的な工事費
<参考> 回線を新設する場合の標準的な工事費
* 工事の態様により異なる場合があります。


3.「セーフプラス」の概要

 本サービスは、「フラットイーサ」および「スーパーワイドLANサービス」の付加機能サービスとして、ネットワーク内部でファイアウォール機能を提供するサービスです。本サービスを利用することにより、お客様側でファイアウォール機器を運用・管理することなく、外部からの不正アクセスを遮断することが可能となります。
本サービスは、フラットイーサの0.5Mb/s〜10Mb/s品目およびスーパーワイドLANサービスの10Mb/s品目に限り提供します。

<ご利用イメージ>
<ご利用イメージ>


4.「セーフプラス」の料金
 


(1)契約単位

 1アクセス回線ごと

(2)月額料金
(2)月額料金
アクセス回線として、別途フラットイーサまたはスーパーワイドLANサービスの回線契約が必要です。

(3)工事費
(3)工事費
アクセス回線工事時にセーフプラスを同時に新設する場合。(アクセス回線の工事費は別途必要です。)


5.提供地域

 東京都、神奈川県より提供を開始し、その後需要に応じて順次拡大します。


6.提供開始日

 平成15年7月1日(火)より提供開始します。


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