Digital x 浮世絵|2021年1月21日/2月28日|千葉市美術館 さや堂ホール|入場無料

CONCEPT

千葉市主催の
千葉市デジタルミュージアムです。

千葉市所蔵の
浮世絵を和紙の一本一本、
版画がもつ独特の凹凸まで
高精細にデジタル化し再現。
浮世絵本来の魅力をお伝えします。

展示コンテンツは
すべてタッチレスで楽しめる
ニューノーマルなスタイルの
デジタルミュージアムです。

NTT東日本が
お手伝いさせていただいております。

展示概要・
展示作品

場所

千葉市美術館 1階 さや堂ホール

開催日

2021年3年1月22日(金曜日)
~ 2月28日(日曜日)

※2月1日(月曜日)、
20日(土曜日)は開催しておりません。

2021年2月28日をもって展示は終了いたしました

開催時間

10:00~18:00

観覧料

無料

主催

千葉市

協力

千葉市
美術館

千葉市が所蔵する
世界に誇る浮世絵の中から、
5作品を題材として展示。
絵画の見どころを
高精細にお楽しみいただけます。

二代目尾上菊次郎 滝夜叉姫の画像
二代目尾上菊次郎 滝夜叉姫の画像

二代目尾上菊次郎 
滝夜叉姫 The Actor Onoe Kikugoro as Princess Takiyasha

滝夜叉姫に扮した尾上菊次郎(1814~75)を描いています。鮮やかな質の良い絵具、超絶技巧の彫摺が見事な作品で、刀の鞘部分には青貝が散らされているなど、通常の錦絵には見られない材料が使われていることも注目されます。神田塗師(ぬし)町の鉄物問屋紀伊国屋、三谷家の八代目が出版の費用を出したことが、資料によりわかっています。平将門(たいらのまさかど)の娘滝夜叉が妖術を使う場面は、歌舞伎でも人気でした。背を見せながら見返る妖艶な姿は、緊迫感ある舞台をイメージさせます。

歌川豊国(三代) (1786-1865) UTAGAWA Toyokuni III

大判錦絵
文久2年(1862)

2月2日から2月28日まで
5階常設展示室で展示

松竹梅湯島掛額の画像
松竹梅湯島掛額の画像

松竹梅湯島掛額 Pine, Bamboo, Plum; Votive Tablets Dedicated to Yushima

天和2年(1682)の暮れ、駒込(こまごめ)大円寺(だいえんじ)に発した大火の際、八百屋の娘お七は、避難先の寺の少年と恋に落ちます。家に戻るものの、再び会いたいと思うあまりに家に火を着けたお七は、捕えられて罰を受けたと伝えられます。大罪を犯したお七ですが、一途で純粋な恋心は人々の心を打ったのでしょう。歌舞伎などの題材に取り入れられて広く知られる悲話となりました。火(ひ)の見(み)櫓(やぐら)に上り太鼓を叩く場面は、歌舞伎「松竹梅湯島掛額」のクライマックスです。

月岡芳年 (1839-92) TSUKIOKA Yoshitoshi

大判錦絵竪2枚続
明治18年(1885)

1月5日から31日まで
5階常設展示室で展示

鞠と男女の画像
鞠と男女の画像

鞠と男女 Couple with a Ball

優雅な装束の若衆が蹴った鞠は、塀を越えてしまったようです。満開の桜の下、梯子を上った可憐な娘が、鞠を持って手渡そうとしています。目を合わせた若い男女の恋の始まりを予感させる設定は、春信の得意とするロマンティックな世界でした。上質で厚みのある紙を生かして、鞠の輪郭は絵具を用いず、「きめだし」の技法による凹凸で表されています。

鈴木春信 (1725?-70) SUZUKI Harunobu

中判錦絵
明和4年(1767)頃

2月2日から2月28日まで
5階常設展示室で展示

納涼美人図の画像
納涼美人図の画像

納涼美人図 A Beauty Enjoying the Cool

新潟の旧家に伝えられた作品で、江戸時代、この家の七代目の主人が江戸へ旅した際に、歌麿に直接頼んで描かせたと伝えられています。団扇(うちわ)を持って涼むくつろいだ姿で、薄い着物からは、白い肌や赤い襦袢(じゅばん)が透けて見え、艶めかしく感じられます。美人画の大成者として知られる歌麿の代表作です。

喜多川歌麿 (?-1806) KITAGAWA Utamaro

絹本着色1幅
寛政6-7年(1794-95)頃

2021年度展示予定

相馬の古内裏の画像
相馬の古内裏の画像

相馬の古内裏 The Ancient Palace of Soma(Mitsukuni and The Monster Skeleton)

大宅太郎光国(おおやたろうみつくに)と平将門(たいらのまさかど)の娘で、妖術をあやつる滝夜叉姫との対決の場面を描いています。生々しい骸骨が御簾(みす)を破って大きく半身を乗り出すという大胆な構図の人気作品です。山東(さんとう)京伝(きょうでん)による読本『善知安方忠義伝(うとうやすかたちゅうぎでん)』をもとにした作品で、原作の中では数百の骸骨が戦闘を繰り広げるのですが、これを大きな骸骨の出現に代表させたのは国芳のアイデアです。

歌川国芳 (1797-1861) UTAGAWA Kuniyoshi

大判錦絵3枚続
弘化2-3年(1845-46)頃

2021年度展示予定

※本デジタルミュージアムの絵画デジタル化は、株式会社アルステクネ の特許技術(三次元質感画像処理技術 DTIP )により 実施しています

千葉市の想い

新型コロナウイルス感染症が拡大し、
文化芸術活動が中止や自粛を強いられる中で、
今回のデジタル技術活用による
取り組みをきっかけに、
新しい生活様式の下での
新たな鑑賞や体験スタイルを確立し、
より多くの方が安心して
文化芸術を楽しめる機会を提供していきます。