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ニュースリリース

2022年12月9日

千葉県市川警察署
東日本電信電話株式会社 千葉事業部

住民・金融機関・警察・NTT東日本が一体となった「電話de詐欺」防犯訓練を実施します
〜「シン・オートコール」等ICTを活用して地域全体で防犯意識の向上を図ります〜

千葉県市川警察署(署長:齋藤 誠、以下「市川警察署」)と東日本電信電話株式会社 千葉西支店(支店長:松木 裕人、以下「NTT東日本」)は、市川市内の一部地域※1にお住いの市民の皆さまと金融機関※2と連携し、AI・クラウド技術を組み合わせた「シン・オートコール」と「特殊詐欺対策サービス」※3を活用した「電話de詐欺」防犯訓練(以下「本訓練」)を2022年12月14日(水)に実施いたします。
※1)市川市内の一部地域;市川市中国分、大野町の一部地域。
※2)金融機関;東京ベイ信用金庫 本店(市川市)。
※3)「シン・オートコール」・「特殊詐欺対策サービス」;
      「シン・オートコール」は、AIによる音声読み上げや録音した肉声により、固定・携帯電話への一斉情報伝達が可能なソリューションです。
     本訓練では「シン・オートコール」と「特殊詐欺対策サービス」の機能を連携させ、「特殊詐欺対策サービス」が「電話de詐欺」を検知次第発信する通知を
       市川警察署員が受けた後に、「電話de詐欺」があった当該地区の住民、警察署、金融機関へ「シン・オートコール」を利用して一斉に注意喚起を発報する
       ことで、広域注意喚起を行います。

      ※「シン・オートコール」はNTT東日本の登録商標です。機能または仕様の一部は特許出願中です。
      URL)https://web116.jp/shop/benri/tokusyu/tokusyu_00.html


1.背景・経緯

「電話de詐欺」被害は、固定電話を持つ高齢者等を狙った犯行が多いほか、被害が発生する地域が一部の都市部に集中しており、2022年の市川市における「電話de詐欺」被害の認知件数(累計)は11月末現在で115件(前年比+23件)と、千葉市・松戸市・船橋市に次いで多い地域となっています。
  また、被害総額(累計)は約1億8,550万円(同約+5,380万円)と、認知件数と被害総額ともに前年同期を上回っており、深刻な社会問題として有効な対策が必要とされています。
  このような背景のもと、市川警察署とNTT東日本は「シン・オートコール」と「特殊詐欺対策サービス」を併用することで、地域全体における防犯意識の醸成・向上を図り、「電話de詐欺」被害の未然防止につながるよう、このたび、市川市内の一部地域にお住いの住民の皆さま及び金融機関と連携する訓練を、特に被害発生数が多く見込まれる歳末において実施することとしました。


2.本訓練の概要

本訓練では、事前に訓練への参加意向があった地域住民の皆さまと金融機関に対して、「シン・オートコール」と「特殊詐欺対策サービス」を活用した電話連絡とSMS(ショートメッセージサービス)を当該地域へ発信することで、地域住民の皆さまと金融機関への注意喚起を行い、地域全体での防犯をめざします。
※実施する訓練のイメージは以下をご確認ください。



3.本訓練の実施日時・場所

実施日時;2022年12月14日(水) 13:15〜14:45 ※予定
実施場所;NTT東日本 千葉西支店 市川ラインマンセンタ(船橋市本中山4丁目9−1)
※訓練参加対象者以外の方のご参加はお断りしています。


4.今後の展望

市川警察署は、安全で安心できる市民生活を確保するため、関係機関・団体と連携をして様々な施策を実施し、「電話de詐欺」対策を強化します。
  また、NTT東日本は、今後も警察や自治体等関係機関の皆さまと連携しながら、ICT・AI・デジタル技術等を活用することで、地域住民の皆さまの安全・安心な生活・社会環境づくりを推進してまいります。




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