東日本電信電話株式会社 千葉事業部(千葉事業部長:池田 敬、以下「NTT東日本」)は、定型業務の抜本的効率化による現場業務へのリソースシフトを目指し、RPAソフトウェアの導入により業務の効率化に取り組み、約20,000時間の稼動削減を実現しました。
NTT東日本千葉事業部では、定型事務作業のRPA化による現場業務の生産性向上と現場支援機能の強化を目指し、2018年3月よりRPA導入チームを立ち上げ、事業部内のプロセスが標準化されているデータ加工業務や入力業務のRPAによる業務の効率化を開始しました。
定型的な事務作業量の多い部門の業務従事者やRPA導入チームが中心となり、業務の「見える化」や業務プロセスの「標準化」によりRPA化対象業務を選定し、自社開発のRPAソフトウェア「UMS」やNTTグループのRPAソフトウェア「WinActor®※2」を用いて業務の自動化に取り組みました。
定型業務の一部プロセスへの導入からスタートし、AccessやExcel等ツールとの組み合わせ、社内業務システムへの導入と、段階的にその取り組みを拡大しました。
また、社内の普及に向けRPA化の優良事例共有の場として「RPAコンテスト」の開催や、社内勉強会を開催し、社員へのRPAの利用促進を図りました。
その結果、昨年度1年間で158業務にRPAを導入し、約20,000時間の稼動削減を実現しました。
今年度は、更に広い視野で業務を見つめ直し、RPAに加えAI-OCRによる紙業務のデジタル化および自動化や、AIを活用した業務効率化と働き方改革に取組むとともに、社内で培ったRPAの導入ノウハウを活かしお客様に対するDX導入支援や地域の課題解決等に関わる取り組みを強化し、ICTソリューション企業として地域の成長と活性化につながる事業活動を展開して参ります。
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