支店ホーム > ふらっとおでかけ 福島ぶらり >福島市飯坂町「飯坂温泉」
秋保、鳴子とならび「奥州三名湯」に数えられる福島市の奥座敷、飯坂温泉。飯坂温泉にある9つの共同浴場は、昔から地元民や湯客が利用し、あいさつの場であり、ふれあいの場でした。
お湯は熱めの源泉かけ流しです。古き良き日本の浴場をぜひご堪能ください。
お問い合わせ
所在地:福島県福島市飯坂町
問い合わせ:飯坂温泉観光協会 福島県福島市飯坂町十綱町3[地図] 電話:024-542-4241
鯖湖湯は、日本最古の木造建築共同浴場で、長い間飯坂温泉のシンボルとして、地元住民や観光客に親しまれてきました。平成5年12月新たに建築された現在の鯖湖湯は、ヒバの香り漂う御影石の湯船で、明治時代の共同浴場を再現しています。
元禄2(1689)年に奥の細道の途中で飯坂に立ち寄った松尾芭蕉が、湯につかったと伝えられています。
波来湯は、延暦年間に開湯されたといわれており、1200年余りの歴史あるお湯は、飯坂温泉では
波来湯の隣には波来薬師や乙和の清水といった史跡があり、手湯や足湯、東屋などが整備された公園は憩いの場となっています。
昭和37年3月31日開湯。昔、大鳥城の大門があった場所に作られたところから由来しています。
高台に位置しており、浴場入り口正面からは市内の景観を眺めることができます。
飯坂の9つの共同浴場の中では最も新しい昭和43年10月15日開湯した浴場です。摺上川にかかる十綱橋のたもとにあるところから名づけられました。住宅街にあり、地域の人々の共同浴場として親しまれています。レトロなタイルが印象的なお風呂です。
1618(元和4)年に発見された温泉で、昔は下湯と呼ばれ切湯の川下にありました。昭和42年に現在のところに移築され、平成22年に改修されました。飯坂ならではの源泉掛け流しの熱い湯と適温に調整された熱めの湯の二つの湯船が設けられており、その間で、福島市のキャラクター「ももりん」も頭にタオルを乗せながらお湯につかっています。ヘルニアによく効くことで有名です。
寛永元(1624)年に発見され、昔は上湯とも呼ばれていた温泉で、切り傷によく効くといわれています。湯野温泉街の古くからある数少ない源湯の一つです。「はいらんしょ」の看板脇の階段を表示板に添って階段を下ったところに浴場があります。平成23年に改修されましたが、タイル張りの小さめの湯船には改修前の趣が残されています。
昔は奥十綱上流にあって天王寺湯と呼ばれていましたが、昭和61年に現在の場所に移転して、天王寺穴原湯と改称されました。他の8つの共同浴場とはかなり離れた自然の美しい場所にあります。 ライオンの口からタイル張りの浴槽へ熱いお湯が流し込まれる、レトロな雰囲気の浴場です。
旧堀切邸は、江戸時代から続いていた豪農・豪商の旧家で、安永4(1775)年建築である県内で現存する最大で最古の土蔵「十間蔵(じゅっけんくら)」や近代和風住宅の主屋など、歴史的価値の高い建物が現存します。
邸内には車いすのかたも利用できる「足湯・手湯」もあり、源泉掛け流しの温泉でリラックスしながら、美しい庭園を眺めることができます。
表門は鯖湖湯から北へ徒歩2分。鯖湖湯とセットでお楽しみください。
お問い合わせ
所在地:福島市飯坂町字東滝ノ町16番地 [地図]
問い合わせ:旧堀切邸 電話:024-542-818
飯坂温泉「花ももの里」は、80アールの敷地に世界中から集められた40品目のハナモモ約300本が植えられています。木々は4月の初めころからちらほらと花をつけ始めますが、一番の見ごろは4月下旬です。色とりどりの花越しに、飯坂温泉街も一望できます。飯坂温泉の桃源郷「花ももの里」へぜひ足をお運びください。