■ |
NTT東日本が運営している文化施設NTTインターコミュニケーション・センター※1(以下、ICC)は、常設展示スペースのリニューアルを行ない、平成19年4月19日(木)より、新たな展示でスタートします。 |
■ |
無料でお楽しみいただける作品以外にも、科学技術と芸術文化の融合をテーマとした企画展の開催や、Web上でICC展覧会の記録などご覧いただける映像アーカイヴ「HIVE(ハイヴ)」を充実させる等、様々な取り組みをしていきます。
※1 |
日本の電話事業100周年記念事業として、またNTTの文化・社会貢献活動の一環として、平成2年からプレ活動を開始し、平成9年・東京(新宿区西新宿<初台>)にメディア・アートの展示を中心としてオープンした文化施設。今年、開館10周年を迎える。 |
|
|
|
|
|
|
1.主な作品等 |
|
(1) |
ネットワーク ゾーン
Bフレッツを利用し、各地の文化施設※2とライブ中継を行なうほか、ネットワークに関連する作品を展示します。
※2 |
ていぱーく(大手町)、YCAM(山口県)、せんだいメディアテーク、日本科学未来館等を予定。 |
|
|
| | <リニューアルに伴う展示作品例>
《電書咲花on goo》(2007) 伊藤 麻梨子+NTTレゾナント
|
|
電書咲花(でんしょさっか)は、メールに書かれた言葉を花のグラフィックに変換して送り届ける詩的なソフトウェアです。今回の展示では、ポータルサイトgooの最新検索キーワードを、花のグラフィックに変換しています。 |
《Sharelog》(2006) 橋本 弘太郎
|
|
SuicaやPASMOの鉄道利用履歴を、地図上にグラフィカルに表示する作品です。いつも使っているICカードを端末にかざすだけで、自分の過去の行動を抽象的な軌跡として視覚的に楽しむことができます。 |
|
|
(2) |
アーカイヴ ゾーン
ICC活動に関する映像アーカイヴ「HIVE」(ハイヴ)のパソコン閲覧、図書室での資料閲覧、ミニ・シアターでの映像作品の視聴を通じ、ICCの歴史を多面的に触れることができます。 |
|
| |
《HIVEコーナー》
|
|
ICC活動に関する映像アーカイヴを閲覧できるコーナーです。 |
|
|
(3) |
アート&テクノロジー ゾーン
科学技術と芸術文化の対話を模索し、情報社会における芸術表現が体感できる展示スペースです。 |
|
| |
<リニューアルに伴う展示作品例>
《KAGE》(1997/2007) minim++
|
|
影をCGで作ったファンタジックな作品です。床にある円錐状のオブジェには、天井からの光によって影が落ちているように見えます。円錐にふれるとその影は動きだし、回転したり、伸び縮みしたりします。CGの影が、あたかも実際の影であるかのように見える作品です。 |
《モジュローブ》(2005) 江渡浩一郎
|
|
「モジュール」と呼ばれる部品を組み合わせて、簡単に仮想生物を作ることができる物理シミュレーション・システムです。現実の物理法則がシミュレートされているため、実際の生物のようなリアルな動きを再現することができます。 |
《テーブルスケープ・プラス》(2006) 筧 康明+苗村 健+松下 光範
|
|
インタラクティブな卓上映像シアターです。テーブルに立ち上がった小さな複数のスクリーンに映像が投影されていて、ユーザーがその小さなスクリーンを動かすことで、映像が変化します。 |
|
2.今後の活動予定 |
|
(1) |
開館10周年記念シンポジウム(平成19年4月21日(土)〜)
ICC開館10周年を記念して、「科学技術と芸術文化の対話」を促進させるシンポジウムを随時開催します。 |
|
| |
第1回: |
「メディア×アートの創造と未来」
4月21日(土)、22日(日) (14:00〜17:00)
入場無料、定員各300名(予約不要・先着順) |
* |
次回以降の開催については、ICCホームページにてお知らせします。 |
|
|
(2) |
ICCキッズ・プログラム(平成19年7月中旬〜8月下旬)
夏休みの自由研究にも役立つ、子供が触って動いて楽しめるインタラクティブ作品などを展示します。 |
|
| |
* |
開催日程、内容については、ICCホームページにてお知らせします。 |
|
|
(3) |
企画展
科学技術と芸術文化の対話をテーマに、国内外の代表的な作品や若手作家の作品を紹介する企画展を開催します。 |
|
| |
第1回(特別展示):平成19年9月下旬〜10月下旬予定
第2回:平成19年11月中旬〜平成20年2月中旬予定
* |
開催日程、内容については、ICCホームページにてお知らせします。 |
|
|
<参考> |
| | ICCホームページ : https://www.ntticc.or.jp/ja/ |