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NTT東日本が運営している文化施設NTTインターコミュニケーション・センター※1(以下、ICC)が、平成18年6月6日(火)10時にリニューアルオープン。 |
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ブロードバンド・インターネット利用環境が日常的になった今、今後の情報技術等の進歩を見据え、NTTグループのリソース等を積極的に活用し、より多くの人々に開かれた施設として広く社会に貢献。 |
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多くの方に無料でお楽しみいただける常設展示の新設や、Web上でICC展覧会の記録などご覧いただける映像アーカイヴ「HIVE(ハイヴ)」を新たに公開。 |
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日本の電話事業100周年記念事業として、またNTTの文化・社会貢献活動の一環として、平成2年からプレ活動を開始し、平成9年・東京(新宿区西新宿<初台>)にメディア・アートの展示を中心としてオープンした文化施設。 |
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1.常設展示における主な作品等 |
| (1) アート&テクノロジー ゾーン |
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<1>クワクボリョウタ 《loopsScape》
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円形の表示装置とワイヤレスパッドを用いて体験できる、新しい感覚のシューティングゲーム。 |
<2>クリスタ・ソムラー&ロラン・ミニョノー 《A−Volve》
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来場者が指で書いた絵が、3次元仮想生物となって水槽の中を泳ぎ回る作品。
ヴァン・ゴッホ美術館(アムステルダム、2006年)における展示風景 |
<3> |
NTTサイバーソリューション研究所 鈴木由里子+小林稔 《風インターフェース》 |
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テーブル上の仮想物体に触れる感覚を、風を通じて体感する作品。 |
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(2) ネットワーク ゾーン |
| | Bフレッツを利用し、世界の文化施設など※2とのライブ中継のほか、ネットワークに関連する作品を展示します。 |
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※2 |
せんだいメディアテーク、YCAM(山口県)、ZKM(ドイツ)、Ars Electronica Center(オーストリア)ほか |
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(3) アーカイヴ ゾーン |
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HIVEコーナー |
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ICC活動に関する映像アーカイヴ「HIVE」(ハイヴ)のパソコン閲覧、図書館での資料閲覧、ミニ・シアターでの映像作品の視聴を通じ、ICCの歴史を多面的に触れることができます。 |
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2.Web活動の強化 |
| ICC活動に関する様々な映像アーカイヴ「HIVE」(ハイヴ)をWeb上に公開することで、自宅に居ながらICCの活動が鑑賞できます。
また、ポッドキャスティング※3による作品解説やケータイへのアート作品ダウンロードなど、今後Webを活用したさまざまな活動を展開していきます。 |
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※3 |
MP3プレーヤーにネットラジオを自動録音して、収集された放送を好きなときに聴取するシステム。 |
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3.産官学などとの協力強化 |
| 科学技術と芸術文化との融合を目指し、豊かな社会の実現にどう貢献できるかについて、大学、学術機関、NPOなど※4とのコラボレーションにより模索していきます。 |
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※4 |
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)、情報科学芸術大学院大学/国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)ほか |
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4.オープニング・シンポジウム「ネットワーク社会の文化と創造」 |
| ICCの新しい活動コンセプトにある「Open!」をキーワードに、アーティスト、科学者など様々な分野で活躍する方々をお招きし、ICC活動を紹介するとともに、今後、ICCが何をめざすべきなのかを議論し、模索していきます※5。 |
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※5 |
平成18年6月10日(土)、17日(土)、24日(土)、7月1日(土)の全4回を予定。 |
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5.今後の活動予定 |
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(1) |
ICCキッズ・プログラム(平成18年7月中旬〜8月下旬)
「アニメーションで遊ぶ」作品を中心に、子供が触って動いて楽しめるインタラクティブ作品などを展示します。 |
(2) |
企画展
科学技術と芸術文化の対話をテーマに、国内外の代表的な作品や若手作家の作品を紹介する企画展を予定しています※6。 |
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※6 |
第1期:平成18年9月中旬〜11月下旬、第2期:平成18年12月中旬〜平成19年3月上旬予定。 |
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