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自然災害やコンピュータウィルス被害等に備えたサービスのコンサルティングからシステム構築までワンストップで提供する「事業継続計画ソリューション(BCP※1ソリューション)」を提供開始 |
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「広域ディザスタリカバリサービス(DR※2サービス)」は、お客様所在地から離れた地域のデータセンタに業務データを自動的にバックアップし、大規模災害等に起因するデータ消失による業務の停滞を防止 |
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※1 |
Business Continuity Plan:地震や大規模なシステム障害等、基幹事業停止の危機に直面した場合でも事業を継続させる為の行動計画 |
※2 |
Disaster Recovery:災害復旧。業務用システムが罹災した際に、業務を継続するために想定される運用体制 |
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NTT東日本は、自然災害・コンピュータウィルス被害・情報漏洩等の不測の事態に備えて、事業の継続性を確保するために必要なサービスをコンサルティングからシステム構築までワンストップで提供する「事業継続計画ソリューション(以下、BCPソリューション)」を平成18年3月1日(水)より開始します。
BCPソリューションは、新しいソリューションブランドとしてシリーズ展開していきますが、その第一弾として、ファイルサーバやアプリケーションサーバなどに格納されたシステムデータを安全な地域に自動的にバックアップする「広域ディザスタリカバリサービス(以下、DRサービス)」を、同日より提供開始します。 |
1.背景 |
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全世界的に事業の継続に大きな影響を与える事件・事故・自然災害が相次いでいることから、欧米ではこれらの事態を予め想定し、それに対する具体的な「事業継続計画」の策定を行う企業が増えています。首都圏直下地震が予想される日本においても、経済産業省が昨年3月に「事業継続計画策定ガイドライン」※3を公表し、「事業継続計画」の必要性が認識されるようになってきています。
こうした中、NTT東日本では、自然災害・コンピュータウィルス被害・情報漏洩等に備えるサービスを個別に展開してきましたが、この度「総合的な事業継続計画を策定したい」というお客様のご要望にお応えし、既存サービスの整理および新規商品の開発によるメニューの充実化を図ることで、事業継続計画の立案からサービスの提供・運用までを一元的に提供できる体制を整え、BCPソリューションとして提供することとしました。 |
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※3 |
有事の際に「如何に事業を継続させるか」という観点に基づき、事業継続計画の基本的な考え方から具体的な計画の構築手順までを解説 |
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2.BCPソリューションの展開イメージ |
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経済産業省が公表した「事業継続計画策定ガイドライン」に記載されている「大規模なシステム障害」「セキュリティインシデント※4」「情報漏洩、データ改ざん」への対処という3つ視点から、「コンサルティング」・「システム導入」・「運用」の3つのプロセスをご提案し、緊急性・重要性に応じて優先順位を付けながら、お客様のご要望に合わせた最適な「事業継続計画策定」を支援します。
本ソリューションの提供にあたっては、多様化するお客様ニーズに常に柔軟にお応えできるよう、新規サービスの開発によるメニューの充実化を図り、より効果的な「事業継続計画策定支援」の実現に向けた取り組みを実施していきます。 |
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※4 |
ウィルス感染、不正アクセスによる業務停止等の事象 |
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BCPソリューションの概念図は資料1を参照 |
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3.DRサービス概要 |
 | お客様のシステムとEphelioデータセンタ※5(北海道・群馬)間は、高速かつセキュアなネットワークを低価格で提供するBフレッツおよびフレッツ・グループアクセスで接続し、ファイルサーバやアプリケーションサーバなどのデータを一日一回自動的にバックアップします。大規模災害等によりお客様の業務データが消失した際も、バックアップデータを別のシステムに移行することで、迅速に業務を復旧できます※6。 |
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※5 |
NTT東日本が提供するデータセンタ。所在地は、東日本エリア17都道県に各1拠点以上(都内は23区内)。 |
※6 |
サービスイメージは資料2参照 |
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 | (1)特長 |
|  | <1>低価格化の実現 |
|  |  | 専用線ではなく、Bフレッツとフレッツ・グループアクセスを組み合わせたネットワーク構成※7にすることで、他社が提供する類似のデータバックアップサービスの1/5程度の価格設定を可能にしました。新規のシステム構築や同種のサービスをご利用になる場合と比べて、大幅にコストを抑えたシステム構築ができます。 |
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|  | <2>セキュアな接続 |
|  |  | フレッツ・グループアクセス※8は、専用線と同等のセキュリティを実現したIP−VPNサービスです。外部からの不正アクセス等を心配することなく、安心してサービスをご利用いただけます。 |
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|  | <3>共用ストレージサーバでは実現できない安心感の提供 |
|  |  | 複数のお客様でストレージサーバを共用いただくのではなく、お客様毎に一台のストレージサーバをご用意します。お客様専用の環境を用意しますので、低価格でありながらも他社のシステムトラブル等による影響を受けることなく、サービスをご利用いただけます。 |
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|  | <4>遠隔地にデータをバックアップ |
|  |  | お客様所在地から離れた距離にあり、かつ地盤的にも堅固な北海道・群馬データセンタ※9にデータをバックアップします。大規模災害の際も被害が及ばない地域に業務データを保存します。 |
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※7 |
ネットワーク構成は、資料2を参照 |
※8 |
NTT東日本エリアのフレッツ・アクセスサービス(Bフレッツ等)ご利用者間でプライベートグループを構成し、グループに登録されたメンバー間でのIP通信を可能とするサービスです |
※9 |
契約時にどちらか一方のセンタをお選び頂きます |
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 | (2)提供価格 |
|  | 月額20万円より(税込み)※10 |
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※10 |
データセンタ利用料・ストレージサーバ使用料・ネットワーク使用料(Bフレッツ料金・フレッツ・グループアクセス料金)等を含みます |
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ご利用規模やご利用形態により、月額料金は異なります。個別にお見積りしますので、お問い合わせください |
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 | (3)お申し込み受付開始日 |
|  | 平成18年2月15日(水) |
 | (4)サービス提供開始日 |
|  | 平成18年3月1日(水) |
 | (5)販売見込 |
|  | 年間50件 |
4.お客様からのお申し込み・お問い合わせ先 |
 | 東日本電信電話株式会社 ビジネスユーザ事業推進本部
ビジネスソリューション部 担当 佐藤・小林
<電話>03-3830-5419
<E-mail>ephelio-dc@ml.bch.east.ntt.co.jp |
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本資料に記載されている会社名、製品名などは該当する各社の商号または登録商標です |
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