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平成18年2月2日


今後のNTTインターコミュニケーション・センター(ICC)の
活動について
〜「Art×Communication=Open!」を新しい活動コンセプトに展開〜


NTT東日本が運営している文化施設NTTインターコミュニケーション・センター(以下、ICC)について、その活動に深く関わりをもつ情報通信技術等が大きく変化してきたことを踏まえ、今後の活動見直しについて検討を進めてきました。
このたび、新コンセプト「Art×Communication=Open!」を掲げ、多くの皆様に楽しんでいただけるようNTTグループ全体のリソースも活用し、ブロードバンド&ユビキタス時代における真に豊かな社会の実現に貢献します。


1.ICCの概要
 ICCは、日本の電話事業100周年記念事業として、またNTTの文化・社会貢献活動の一環として、平成2年からプレ活動を開始し、平成9年・東京(新宿区西新宿)にメディア・アートの展示を中心とした文化施設としてオープンしました。
 「コミュニケーション」というテーマを軸に、科学技術と芸術文化の対話を促進させるとともに、アーティストやサイエンティストを世界的に結びつけるネットワーク、情報交流のセンター(拠点)となることを目指し、メディア・アート作品の展示を中心に、ワークショップ、シンポジウム、出版活動など、様々な活動を続けてきました
 
今まで開催した主な企画展につきましては、別紙をご参照ください。


2.活動見直しの背景
 日本の電話事業100周年を迎えた平成2年当時、商用利用されたばかりのインターネットは、ブラウザやOSの高機能化とともに平成7年頃爆発的に普及しました。また、ブロードバンドは、平成11年に日本初のADSLサービスが開始されたことを端緒に、平成13年から本格化したFTTHも追い風となり、平成17年6月末にその契約者数は2,000万人を突破し、その勢いは現在も続いています。また、モバイル分野においても、音声以外の利用が進んでおり、これら有線、無線を合わせたブロードバンド・インターネット利用環境の変化が社会や生活へ及ぼす影響は多大なものとなってきています。
 このように、ICC活動に深く関わりをもつ情報通信技術やその利用環境がICC設立当初より大きく変化していることから、ブロードバンド&ユビキタス時代に対応した活動内容への見直しの検討を進めてきました。


3.新コンセプト

Art × Communication = Open!
 
 ICCは、「コミュニケーション」というテーマを軸に、NTTグループの資源も活用した科学技術と芸術文化の対話を促進し、すべての人々(生活者)に開かれた施設として、人と情報が活発に交流する拠点となることを目指します。
 さらに、ICCの活動成果を広く社会に還元することにより、豊かな未来社会が構築されるための拠点となることも目指します。


4.今後の予定
 現在、上記コンセプトをもとにした新たな企画を策定中です。詳細につきましては、下記のホームページでご案内していく予定です。
 https://www.ntticc.or.jp/ja/


【参考】
名称 NTTインターコミュニケーション・センター〔ICC〕
設立 平成9年4月19日
所在地 東京オペラシティタワー4階
(〒163−1404 東京都新宿区西新宿3−20−2)
来場者数 年間約5.7万人(平成16年度)



(別紙)主な企画展


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