| NTT東日本およびNTT西日本(以下、NTT東西)が提供している通信機器をご利用のお客様の一部で、緊急機関への通話(「110番」「118番」「119番」)の際に、緊急機関への通報は、支障なくご利用いただけますが、通信機器のソフトウェアの不具合により、特定の条件下において、緊急機関への通話終了後(お客様が受話器を置いた後)、緊急機関から「呼び返し」※1を行なう必要があった際に、お客様の電話機が鳴らないことが判明いたしました。 NTT東西では、本事象を解消するための対策ソフトウェアを作成し、順次、対策済みのソフトウェアへのバージョンアップを実施いたします。
 この度、ご利用中のお客様には大変なご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
 
 
| ※1 | 緊急時の通報者が通話を終了しても(受話器を置いた後)、しばらく回線を接続状態のままにして、各緊急機関の指令台から通報者を呼び出すことができる緊急機関特有の機能。 |  | 
| 1.発生状況
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|  | (1)対象機器 | 
|  |  | <1>レカム・マルチメディアホームシステム FX <2>レカム・マルチメディアホームシステム FXII
 <3>ROUTER PHONE PACSIAII(NTT東日本)
 SOHO ROUTER SYSTEM PACSIAII(NTT西日本)
 <4>Netcommunity SYSTEM AX
 <5>Netcommunity SYSTEM X7000
 
 現在、上記対象機器以外のNTT商品においても事象発生の可能性について調査を実施しております。今後、同様の事象が確認された場合は、すみやかにお知らせいたします。
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|  | (2)発生条件
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|  |  | 以下の条件を満たした場合に発生します。 
| <1> | 加入電話回線(アナログ回線)をご利用の場合。 |  
| <2> | 通信機器の設定で、「ナンバー・ディスプレイ」、「ネーム・ディスプレイ」、「モデムダイヤルイン」のいずれかのサービスを、「利用する」※2に設定している場合。 |  
| ※2 | (1)の対象機器のうち<2><4>の通信機器については、工場出荷時に「利用する」に初期設定されております。 |  | 
|  | (3)原因
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|  |  | 対象通信機器のソフトウェアの不具合により、緊急機関からの呼び返しで使用される信号を正常に処理しないため。 | 
|  | (4)対象件数
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|  |  | NTT東日本エリア:約49,000件 NTT西日本エリア:約41,000件
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|  | (5)お客様からの申告件数
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|  |  | NTT西日本エリアにおいて、1件の申告をいただきました。 
| * | なお、本件は実際の緊急通報時ではなく、消防署との接続試験において当該事象の発生を確認され申告いただいたものです。 |  | 
| 2.対応方法
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|  | 対策ソフトウェアを作成し、順次、対策済みのソフトウェアへのバージョンアップを実施いたします。 なお、具体的な対応方法等については準備が整い次第、以下のホームページや電話連絡等にてお知らせいたします。
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| 3.お客様からのお問い合わせ先
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| <NTT西日本エリアのお客様> |  
| 「NTT西日本SOHO向け電話システム不具合」対応センタ |  
| ・電話 | : | 0120−130545(携帯電話・PHSからもご利用可能) |  
| ・受付時間 | : | 7月14日より8月31日 午前9時〜午後9時 |  
|  | : | 9月1日以降 午前9時〜午後7時 |  
| ※ | 7月14日より8月28日までの間は、土日・祝日につきましても受付いたします。 |  
| ※ | 8月29日以降は平日のみの受付となります。 |  |