NTT東日本及びNTT西日本は、ビジネスコミュニケーションを大きく変えるシームレスなオフィス環境や、新しい映像コミュニケーション環境を実現するために、IP対応ビジネスホン/PBX「Netcommunity
SYSTEM」シリーズの一部商品(以下、「本商品」)における機能向上を平成17年4月15日(金)から順次行います。
本商品と法人向け光IP電話サービス「ひかり電話ビジネスタイプ」や携帯電話端末等を組み合わせることで、法人のお客様に対して音声、データ、映像を統合した新たな通信環境を実現するトータルソリューションを推進していきます。
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1.概要 |
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本商品は、FOMA※1/無線LANデュアル端末「N900iL」に対応しており、オフィス内ではIPワイヤレス内線電話機として、オフィス外では自動的に切り替えてFOMA端末として利用できます。これにより、オフィスの内外を問わないシームレスなコミュニケーション環境を実現するとともに、トータルコストの削減や業務効率化が図れます。
また「Netcommunity SYSTEM X7000」は、IPテレビ電話端末「フレッツフォン VP1000」に対応しており※2、オフィス内における内線電話機としてテレビ電話などの、高画質・高品質な映像コミュニケーションを実現します。 |
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※1 |
エヌ・ティ・ティ・ドコモグループ各社が提供している第3世代携帯電話のことです。 |
※2 |
FOMAとのテレビ電話には対応しておりません。内線電話機としてのみご利用いただけます。 |
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2.主な特徴 |
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(1)FOMA/無線LANデュアル端末「N900iL」対応の主な特徴 |
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<1>オフィス内外を意識しないシームレスな環境を実現 |
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本商品と「N900iL」を組み合わせたシステムを構築することにより、1台の「N900iL」が、オフィス内ではIPワイヤレス内線電話機として、オフィス外ではFOMA端末として利用できます。「N900iL」がオフィス内に設置した無線アクセスポイントの圏外であった場合には、本商品がFOMA網へ自動転送するので、いつ、どこにいても確実なコミュニケーションを実現します。 |
<2>トータルコストの削減 |
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本商品と「N900iL」を組み合わせることで、「N900iL」にオフィス内から電話をかける際、個人の内線番号へダイヤルするだけで、相手がオフィス内にいれば内線通話、オフィス外にいればFOMA網経由の外線通話へ、本商品が自動的に切り替えて発信を行います。これにより、オフィス内からの連絡時に、同じオフィス内にいる相手への携帯電話番号への発信を減らすことで、通信コストの低減を実現します。
また、本商品は「ひかり電話ビジネスタイプ」等のIP電話サービスに対応しているので、外線通話等の通信コストを削減できます。
さらに、オフィスのビジネスホンシステムをワイヤレス化できるので、オフィス内のレイアウト変更時などに、配線工事や設定変更などの手間が不要になり、運用面での稼動やコストの削減ができます。 |
<3>オフィス業務をサポートする業務アプリケーションとの連携 |
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本商品と「N900iL」を組み合わせることで、IPワイヤレス内線電話機として利用できるだけでなく、オフィスの内外を問わずに、スケジューラ等のグループウェアソフトの閲覧・書き込みや電子メールの利用もできます。また、オフィス内において、通話しようとする相手が在席中か離席中なのかを確認することができるプレゼンス機能も追加する予定です。 |
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(2)フレッツフォン VP1000対応の主な特徴 |
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「Netcommunity SYSTEM X7000」とIPテレビ電話端末 「フレッツフォン VP1000」を組み合わせることで、内線で、高画質・高品質な映像コミュニケーションを実現できます。また、拠点間におけるテレビ電話※3に利用でき、移動に伴う時間・費用の軽減が図れるとともに、メールと音声通話が中心だった通信環境を大きく変えることができます。
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※3 |
別途、フレッツ・グループアクセス(NTT東日本)/フレッツ・グループ(NTT西日本)の契約が必要となります。 |
注1 |
表記上の「FOMA」は株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの登録商標です。 |
注2 |
ファームウェアのバージョンアップやオプション商品が別途必要になる場合があります。 |
注3 |
FOMAをご利用の場合は、別途、エヌ・ティ・ティ・ドコモグループ各社との契約が必要です。 |
注4 |
FOMAの毎月のご利用料金は、エヌ・ティ・ティ・ドコモグループ各社より請求いたします。 |
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