NTT東日本およびNTT西日本は、ホテルや寮等で既設電話配線を利用して高速インターネット接続環境を容易に構築できるVDSL装置「VH−50」の後継機種として、下り最大50Mbps、上り最大10Mbpsの高速インターネット環境を安価に構築することができる「VH−50 II 」を平成14年12月16日(月)から販売開始します。 |
商品名 |
VDSL装置「VH−50 II 」 |
販売価格※1 |
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販売開始日 |
平成14年12月16日(月) |
販売地域 |
全 国 |
販売予定数 |
100セット/年(NTT東日本) 100セット/年(NTT西日本) |
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※1 |
上記販売価格には消費税相当額および地方消費税相当額は含まれていません。 |
※2 |
既存電話網を16ユーザ分収容することが可能で、単体VDSL装置「VH−50 II E」と対向で利用します。 |
※3 |
各住戸等に設置し、パソコンまたはルータ等を接続します。アナログ電話機またはISDN機器を接続するためのインラインフィルタ「VH−50 II フィルタ」が添付されています。 |
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1. 商品概要 |
 | 本商品は、ホテルや寮等の既設の電話配線を利用し、高速データ通信と電話の同時利用を可能にするVDSL装置です。各部屋までLANケーブルを敷設できないホテルや寮でも、本商品を利用することにより、新たな配線工事なしに下り最大50Mbps、上り最大10Mbpsの高速インターネット環境を容易に構築でき、配線工事費の削減及び導入期間の短縮を図ることができます。 |
2. 主な特徴 |
 | (1)宿泊客、入居者等に高速かつ大容量インターネット利用環境を提供 |
|  | 本装置はITU−T G.993.1に準拠し、下り最大50Mbps、上り最大10Mbpsの伝送速度※4を実現しています。ホームページ閲覧、音楽・映像配信だけでなく、利用者自身の情報発信や大容量のメール送信など高速な上り回線が必要な際にも快適に利用できます。 |
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※4 |
実際の通信速度は、ISPとの契約条件、配線長、配線の種類等により異なります。速度は保証されるものではありません。 |
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 | (2)既設配線を利用した高速インターネット接続環境の構築 |
|  | ホテルや寮等で高速インターネット接続環境を構築する場合、本装置を利用することにより、各客室、住戸等までLANケーブルを敷設することなく、既設の電話配線を利用して、容易に高速インターネット接続環境を構築することができます。
また、電話は従来のまま利用することができ、インターネット接続との同時利用も可能です。
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 | (3)ユーザ数への柔軟な対応 |
|  | 集合型VDSL装置「VH−50 II BOX16S」は、1台当たり最大16ユーザまで対応可能ですが、本装置を増設することにより小規模ユーザから大規模ユーザまで柔軟に対応することができます。 |
 | (4)セキュリティの確保 |
|  | 集合VDSL装置はVLAN機能※5を有しているので、ホテルや寮等の各部屋間のセキュリティを確保できます。 |
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※5 |
Virtual LAN(仮想LAN)の略で、LANスイッチの各ポートを別々のセグメントに分けることでセキュリティを確保できる機能です。 |
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