News Release

平成14年7月11日


拡張型高機能ワイヤレスダイヤルアップルータ
IPMATE1600RDワイヤレスセットC」の
販売開始について


 NTT東日本は、小規模事業所ユーザのLAN構築や、家庭における複数のパソコンからのインターネット接続ニーズに対応する高機能ワイヤレスダイヤルアップルータ「IPMATE FT3000Rワイヤレスセット」の後継機種として、新たに最大11Mbpsの高速無線通信に対応した「IPMATE1600RDワイヤレスセットC」を平成14年7月15日(月)から販売開始します。

商品名 IPMATE1600RDワイヤレスセットC
販売価格※1
IPMATE1600RDワイヤレスセットC   49,800円
(本体+アクセスポイントカード+ステーションカード)

増設用ステーションカード

14,800円
販売開始日 平成14年7月15日(月)
販売地域 NTT東日本エリア
販売予定数 3,000台/年
※1   上記販売価格には消費税相当額および地方消費税相当額は含まれていません。


1.商品概要

 「IPMATE1600RDワイヤレスセットC」は、ISDN回線等のネットワークとの接続機器であるダイヤルアップルータ「IPMATE1600RD」(以下、本体)と、本体に無線LAN機能を付加するためのアクセスポイントカード「IPMATE1600RD−APC」、及び、パソコンにセットして本体との通信を行うステーションカード「IPMATE1600RD−STC」の組み合わせにより、簡単に最大11Mbps(IEEE802.11b準拠)のワイヤレスLAN環境を構築できる商品です。
 本体には接続インタフェースとして、WANポート(1ポート)、LANポート(100BASE−TX/10BASE−T 3ポート)、USBポート(1ポート)、アナログポート(2ポート)、S/Tポート(1ポート)を標準搭載しており、LAN構築はもちろん、ISDN通信機器等も接続することができます。
 なお、ISDN回線やディジタル専用線に対応しているとともに、ADSLモデムと接続することによりフレッツ・ADSLもご利用いただけるなど、お客様の利用目的に応じたネットワーク構築に対応します。


2.主な特徴

(1) 多彩なLAN構築に対応

<1>有線・無線が混在したLAN環境の構築
 100BASE−TX/10BASE−TポートとスイッチングHUB機能を有しており、高速なLAN構築が可能です。
 2.4GHz帯のワイヤレス通信規格(IEEE802.11b準拠)を採用していますので、アクセスポイントカードを本体に、ステーションカードをクライアントパソコンにそれぞれセットすることにより、最大11Mbps※2のワイヤレスLAN環境を容易に構築することができます。(推奨接続台数10台まで)
 なお、ステーションカードをセットしたパソコン間で、本体を介さずに通信を行うことも可能です(アドホックモード)。
※2   本体とワイヤレスLAN上のパソコン間での伝送速度及びアドホックモードでの伝送速度は、最大11Mbps、無線区間の通信可能距離は見通し直線距離で約50mです。(使用環境により異なります。)

<2>アドレス自動割り当て機能(DHCPサーバ機能)
 DHCPサーバ機能を搭載していますので、LAN接続端末にIPアドレスを自動的に割り当てることができます。

<3>安心のセキュリティ
 IPフィルタリング機能により、特定のIPアドレスからのLANへのアクセスの制限やLAN内の特定の端末からの外部へのアクセス制限をすることも可能です。またMACアドレスフィルタリング機能により、無線LAN構築時に、MACアドレスを登録していないステーションカードからの不正なアクセスを制限できるなど安心のセキュリティ機能を搭載しています。

<4>簡易LAN接続機能(USBによるLAN接続)
 USBポートをつかって本体に接続することで、100BASE−TX/10BASE−Tポートで接続しているパソコンとの間で簡易にLANを構築することができます。
 これによりEthernetポートなどを持たないパソコンからでもルータ機能を使用したインターネットへのアクセスや、プリンタやサーバのファイル共有等のネットワーク上の資源を有効利用することができます。

(2) 充実の基本機能

<1>ダイヤルアップによるインターネットアクセス
 MP(MultilinkProtocol)方式のダイヤルアップ接続にも対応しています。ダイヤルアップ接続時には、最大128kbpsの通信が可能です。また、128kbpsでの通信時でも自動的に速度を調節し、電話機等のアナログ通信機器への優先着信が可能となるBOD(Bandwidth On Demand)機能も有しています。

<2>ブロードバンドネットワークも含めた多彩な回線への対応
 INSネット64、ディジタル専用線(HSD、DA64/128)などの回線に対応しています。またADSLモデムに接続してフレッツ・ADSLを利用することも可能です。

<3> ネーム・ディスプレイおよびLモードにも対応した高機能アナログポート
 電話機やファクスなどのアナログ通信機器を接続できるアナログポートを搭載しており、平成14年7月3日(水)にサービスを開始したネーム・ディスプレイサービスに対応しています。
 また、Lモードについては「メッセージ到着お知らせ機能」にも対応しており、Lメールが届いたときに本体のランプが点滅したり、接続しているLモード対応アナログ通信機器にメールが届いていることを表示させることができます。

<4>PIAFS通信対応
 PIAFS(64kbps、32kbps)通信に対応していますので、外出先等でPHS端末等を利用して本商品にリモートアクセスし、データ通信を行うことが可能です。

<5>WWWブラウザによる簡単設定
 本商品の設定はWWWブラウザを使って行いますので、OSの種類に関係なくお手持ちのパソコンから簡単な操作で行えます。また、アナログポートに接続された電話機からも本商品の設定を行うことが可能です。



IPMATE1600RDワイヤレスセットC
IPMATE1600RDワイヤレスセットC



【別紙1】主な仕様
【別紙2】「IPMATE1600RDワイヤレスセットC」接続イメージ


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